NO | 団体名 | 主な企画内容
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NPO法人 聴覚障害教育支援大塚クラブ(東京都) |
「大塚クラブ北海道サマーキャンプ2014」 ろう学校の子ども達が北海道で14泊15日のキャンプにチャレンジ!炭焼き、ネイチャーウォッチ、野外炊飯、大沼一周約25kmのサイクリング、農業体験、カヌー、駒ヶ岳登山などのプログラムに挑戦し、心と体の成長を狙った企画。 |
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速報レポート1
期 間 2014年8月10日 ~ 8月24日(14泊15日)
参加者 ろう学校児童生徒 小学部10名 中学部3名 高等部1名 計14名
ボランティア 10名(内5名が聴覚障害者)
北海道森町のボランティア 多数
概要
今年で9回目を迎えた大塚クラブ北海道サマーキャンプ。全国から集った聴覚に障害のある子ども達が共同生活をしながら様々な体験に取り組みました。絆創膏や保健室のお世話になることも度々ありましたが、全員元気に帰宅しました。
このキャンプの最大の特徴は、北海道という非日常と14泊15日という期間、そして情報保障(手話や文字情報)にあります。
炭焼では原木の伐採から玉切り、窯出しの手伝いを。農作業ではじゃがいも・とうもろこし・カボチャの収穫、運搬を行いました。報酬はおやつの果物・野菜です。
カヌーでは2人一組で1艇を操船、互いのことを考えないとカヌーは前に進ます、同じ場所をぐるぐる回ってしまいます。失敗を検証した後の2日目の練習では見事に課題をクリアしていました。乗馬では全員がインストラクターの説明を真剣に聞いていました。馬場を出た後は、自分一人で馬をコントロールしなければならず、真剣さが説明を聞く姿勢から伺えます。
例年になく悪天候の日が多かったため、スケジュールはかなり変更となりましたが、長期滞在の利点を活かして、登山やネイチャーウォッチ、テント泊、野外炊飯、大沼一周サイクリング(25km)等、内容的には充実したものとなりました。
体験活動と共に、このプログラムでは人との関わりを大きなテーマとしています。子ども同士の関係、聴覚障害者の成人(ロールモデル)との関係、ボランティアや地元の支援者との関係などです。けんかや意見の衝突などを一過性の事象で終わらせるのでは無く、子ども自身で考えさせ、アドバイスを求められた時も結論を伝えるのでは無く子ども達に考えさせる方向で解決させます。
キャンプの解散式での子ども達の表情は自身に満ちていて、迎えの保護者の方達も見違えるとお声を頂きました。
乗馬
伐採
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