NO | 団体名 | 主な企画内容
|
33 |
NPO法人 ナック(大阪府) |
「"里山ふれあいキャンプ 〜障がい者、高齢者、青少年が里山でふれあうキャンプ〜"」 "大阪府内、奈良県内の子どもたち(小中学生)を対象に募集し、田舎での暮らし体験の他、ユニバーサル(高齢者、障がい者、青少年)な視点で行う3泊4日のキャンプ。" |
|
速報レポート1
日程
事業説明会
平成30年 7月22日(日) 於:生駒市コミュニティセンター
プレキャンプ(事前調査)
平成30年8月10日(金)~11日(土)大学生リーダー9名参加
内容 障がい者施設見学、諸活動の安全チェック等
本キャンプ
平成30年 8月17日(金)~20日(月) 3泊4日
参加者 小学生 24名 (男子 8名、女子 16名)
学年別内訳
1年生4名、2年生2名、3年生5名、4年生5名、5年生6名、6年生2名
スタッフ 総括ディレクター 1名
看護師(正看護師資格保持者) 1名
プログラムディレクター(大学生アウトドアリーダー) 1名
グループリーダー(大学生アウトドアリーダー) 4名
スタッフ(大学生アウトドアリーダー) 3名
計10名
活動場所 奈良県奈良市杣ノ川町地域
古民家「稲葉邸」
社会福祉法人青葉仁会交流センター
奈良県山辺郡山添村 B&G海洋センター(布目ダム)
活動
(1)高齢者、障がい者の方々と触れ合うプログラム
・ブルーベリー摘み
障がい者の方々から収穫の方法の指導を得て、共同して収穫
・馬のふれあい
障がい者の方々に、馬の接し方、乗り方の教えを受ける
・夏祭り
キャンプの子どもたちが、各種のお店・屋台(射的・みるくせんべえ・おにぎり・フルーツポンチ・フランクフル・湯豆腐))を用意し、近隣のご家族やグループホームの障がい者招待(事前に手作りのチケットを配布)した。
(2)アウトドア活動
・カヌー(布目ダムにある山添村運営のB&G海洋センター)
・ハンモック(稲葉邸近くの木立の中で手作りし、涼やかな時間・空間を体験)
・ナイトミッションハイク(暗闇の中、山に入り、虫の声や夜の暗さを体感した)
・オープニングファイヤー(キャンプの始まりと交流を目的に各グループがパフォーマンスをおこなった
・カウンシルファイヤー(キャンプを振り返り、参加者1人1人が思い出を語った)
(3)自然物工作
・木のペンダント(障がい者施設で加工・販売しているペンダントの材料をもとに製作
・木のカレンダーづくり(木々の枯れ枝やや葉っぱを用いて、万年カレンダーを製作
(4)アウトドアクッキング 9食中、7食が野外自炊
・ダッジオーブン料理(鳥の丸焼き、朝食パンづくり(収穫したブルーベリージャム使用)
・飯ごう料理(豆腐ハンバーグ※卵アレルギー対応、肉巻きおにぎり)
・その他、牛乳パックをしようしたカートンドッグ、つかんだアマゴの塩焼き、ベーコンサンド等
(5)田舎暮らし体験
・洗濯板を使っての洗濯体験、五右衛門風呂、スイカ割
スケジュール(プログラム)
8月17日(金)
午前 難波・生駒集合
バス
現地 到着
古民家探検
午後 昼食 お弁当
(社会福祉法人提供)
木のペンダントづくり
旗づくり
夕食(野外自炊
ダッジオーブン
(鳥の丸焼き)
夜 オープニング
ファイヤー
五右衛門風呂
ログハウス
8月18日(土)
午前 起床
朝の集い
朝食(野外自炊)
カートンドッグ
カヌー
OR
ブルーベリー収穫&ジャムづくり、馬とのふれあい(障がい者とともに)
午後 昼食(野外自炊)
冷やしうどん
カヌー
OR
ブルーベリー収穫&ジャムづくり、馬とのふれあい(障がい者とともに)
夕食(野外自炊)
豆腐ハンバーグ
肉巻きおにぎり
夜 ナイトミッションハイク
五右衛門風呂
女子 テント泊
8月19日(日)
午前 起床
朝の集い
朝食(野外自炊)
ダッジオーブンでパン作り&自分たちのブルーベリージャム
スイカ割
あまごつかみ
調理
洗濯板洗濯
午後 昼昼食(野外自炊)
あまご、五目御飯
森のハンモック
夏祭り
近くの高齢者、グループホームの障がい者とともに
夜 カウンシル
ファイヤー
五右衛門風呂
男子 テント泊
8月20日(月)
午前 起床
朝の集い
朝食(野外自炊)
ベーコン野菜サンド
木のカレンダーづくり
午後 昼食 お弁当
(社会福祉法人提供)
バス
難波、生駒解散
宿泊場所は、
1泊目 全員 ログハウス
2泊目 女子 テント 男子 ログハウス
3泊目 男子 テント 女子 ログハウス
高齢者、障がい者の方々と触れ合うプログラム
高齢者、障がい者の方々と触れ合うプログラム ブルーベリー狩り(障がいをお持ちの方に取り方を習う)
ブルーベリージャムづくり
馬のふれあい(障がいをお持ちの方に乗り方を習う)
夏祭り(高齢者、障がい者(グループホームの方々を招待)
高齢者に射的(新聞紙鉄砲)のルールを教える子ども達
障がいをお持ちの方に浮き輪投げゲームを教える子ども
アウトドア活動プログラム
自然物工作
木のカレンダーづくり
アウトドアクッキング 9食中、7食が野外自炊
ダッジオーブン鳥の丸焼き
ダッジオーブン パンづくり
あまごつかみ
あまごの塩焼き
田舎ぐらし
スイカ割
五右衛門風呂
洗濯板で洗濯
みんなの旗
総括
子どもたちのアンケートをみると、1番人気のプログラムは「夏祭り」であった。自分たちでお店を運営し、高齢者やグループホームで暮らす障がい者の方々との触れ合いが新鮮であったようだ。また、村でただ1人の小学生も参加し、過疎の村内で楽しく賑やかな時間が過ごせた。
今回は、田舎暮ら 体験に加え、アウトドアのキャンプ要素、そして、高齢者や障がい者の人たちとが子どもたちが自然にともに活動することを目的としているため、子ども達の反応はまさに目的と合致していた。
さらに、3泊4日という期間が、子どもたちの結束を高め、喧嘩した後に話し合える時間がもてたこともよかった。
最終日の出発の日、古民家の近所のお婆さんが見送りにきて頂き「元気なlこ声が聞こえなくなるのは寂しいわ」と声をかけ、子ども達1人1人に語りかけ、子どもたちも笑顔で、また、来るね、楽しかった と答えていたことが、印象的であった。山里での楽しく貴重な3泊4日のふれあいキャンプになったものと確信している。
ありがとうございました。
プログラム検索に戻る