NO団体名主な企画内容
25 長浜市立びわ北小学校(滋賀県) 「・びわ北小学校 みずすまし探検隊・竹生島タブノキ再生プロジェクト」
"みずすまし探検隊は、早崎内湖ビオトープや校区内の河川に生息する鳥、水生生物や植物、水質等の調査活動を行ない、水環境の保全と改善を発信する。竹生島タブノキ再生プロジェクトは、竹生島より苗を持ち帰り、学校で育てた幼木を再び竹生島に植樹する。"

速報レポート1

実施日時 2018年5月25日(金)~2019年1O月15日(月)
場所   びわ北小学校区の川、早崎ビオトープ、高山町(上流にあたる)の川
参加者  びわ北小学校 4年:11人(男子4人、女子7人)
     学校ボランティアのみなさん
     早崎内湖再生保存協議会
内容

みずすまし探検隊(10月までの活動について)
 本校では、4年生の総合的な学習の時間において「みずすまし探検隊」「早崎ビオトープ学習」というテーマのもと、学区内にある早崎ビオトープの水環境や自然の変化を観察しながら学習を進めてきました。本活動は、来年2月末まで実施する予定ですが、報告締切が10月末までのため10月までの活動を報告します。早崎ビオトープは日本最大のビオトープです。そのビオトープの水生生物の調査(季節による違い)を行っています。また、河川の水環境の学習は、5月と10月に学区内の小観音寺町などの川で観察を行いました。去年と同じ地点で水生生物の観察を行い、川や水の様子・生物について調べました。また同月において、上流にあたる高山町の川について生息する生物の違いについて調査しました。

(1)早崎ビオトープ学習
 5月25日に地域の専門家の方に来ていただき、早崎ビオトープの歴史や自然について詳しく教えていただきました。日本最大のビオトープ実験地で、豊かな自然を取り戻すための活動が進んでいます。ビオトープ実験調査が始まってから、ヒシの実やコハクチョウが年々増えてきていることを教えていただきました。
 6月25日に現地で調査をしました。前の日にしかけておいた、びんづけを引きあげました。中には小魚やザリガニが入っていました。同時にしかけておいた網の中には、大きなフナなどが入っていて、子どもたちはびっくりしました。
 最後に地引きあみ体験をしました。地引きあみでは底にすむ生き物を採取することができました。藻がたくさんあって、一目では見つけられませんでしたが、多くの生き物がすんでいることに気がつきました。





【ビオトープ】:採取・観察した生き物
フナ、テナガエビ、スジエビ、メダカ、ライギョ、ドンコ、イサザ、ムツゴ、ヨシノボリ、タイコウチ、ヤゴ、カワニナ、サカマキガイ、ミドリガメ、ヒシ、ヨシ、ガマなど

(2)校区の小観音寺町や上流の高山町での川での水生生物調査



 5月28日に校区の小観音寺町の川や水路で観察会を行いました。水生生物に詳しい地域の方を講師に迎えて採取の方法や観察の方法について説明を聞きました。
 最初、あみを使って水生生物をとろうとしましたが、なかなかとれませんでした。そこで、金網に変えて川底を足でこ
 すると、多くの水生生物がとれました。観察会のまとめをして、びわ地域の川の水に目を向けるよい機会になりました。CODの水のパックテストをすると③で「少し汚れた水」でした。同様の観察会を10月15日にも行いましたがあまり変化はみられなかったです。また6月28日には、長浜市の上流にあたる高山町の川で水生生物の調査を行いました。きれいな水、冷たい水に驚き、校区の川ではみつけられなかったカワゲラなどを発見し、違いに気づくことができました。









【小観音寺町の川】:採取・観察した生き物
カワニナ、ヒル、ミミズ、ナベブタムシ、アメリカザリガニ、ヨコエビ、ツツトビケラ、コカゲロウ、ヤゴ、ミズムシ、ドジョウ、ヒゲナガトビケラ、サワガニ、モンカゲロウ、スジエビ、ユスリカ、タニシ、ハグロトンボの幼虫、カメなど

【高山町の川】:採取・観察した生き物
カワゲラ、トビケラ類、ヒラタカゲロウ類、ヘビトンボ、ガガンボ、サワガニ、ウズムシ類、カワニナなど



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