速報レポート１

　子供達の地元・山梨の富士北麓にある青木ヶ原樹海は、1100年前に富士山の噴火（貞観の噴火）によって溶岩が流れた後に、長い時間をかけて出来ました。野生動物がおり、溶岩洞窟も100以上ある独特な原生林です。
　その特異な成り立ちから豊かな動植物の生態系まで、「火山の噴火」をテーマに据えフィールドワークを通して、ここの自然を学んでもらいました。最後には、ここの自然を守る（環境問題）を考えてもらいました。

　1回目は森のネイチャーガイドのレクチャーを受けながら、青木ヶ原樹海の散策。森の成り立ち、溶岩洞窟の探検、動植物の観察をしました。
　2回目は、登山ガイドのレクチャーを受けながら、樹海や富士山に隣接する山（三湖台）に登り、そこから見える富士山の噴火口の跡を見たり、噴火によって出来た樹海を俯瞰して見降ろしたりしました。
　両日共にその日学んだことを、自由に絵や文に描いてもらい、指導者と質疑応答したり、参加者全員で意見交換しました。
　それから日本一の富士山があるこの地元の自然を、どう守っていったらいいか、意見交換しました。

　両日共に指導者は、参加者にのびのびと自然を楽しんでもらいながら学んでもらおうと、自主性を重んじながらレクチャーしました。参加者は五感をフルに使って、じっくり自然観察をしてくれました。
　指導者に多くの質問が多く出たり、子供の視点ならではの発見が多々ありました。
　また最後には、自然が豊かな地域だからこその、環境を守る為の意見も出たり、楽しかった~との声も上がり・・いい活動となったことを報告させていただきます。
　支援していただき、ありがとうございました！

樹海

森の洞窟

森