NO団体名主な企画内容
9 NPO法人冒険の鍵クーン(秋田県) 「あきた野生生物ジュニアレンジャープログラム「クマ班」2019 〜ヒトもクマも楽しく暮らす森作り〜」
"クマの研究者、専門家、狩猟者から最新の知見や豊富な経験を伺い、クマを知り共生を考える場を提供する。クマが里に出てこなくても済むように奥山の環境を整備したり、万一出会ってしまった時に身を守るための正しい対処法を学ぶ。"

速報レポート

実施日 :2019年8月4日
参加人数:小学1~6年生 28名、学生リーダー 5名、スタッフ 4名
実施プログラム

9:30~11:30

「フィールドサイン探し~センサーカメラSD回収」

晴天に恵まれた、秋田県立奥森吉青少年野外活動基地の管理棟裏遊歩道で野生生物の痕跡(フィールドサイン)を探しに出かけました。

ここは、立派なブナの林の中を30分程度で一周できる整備されたコースで、一般の方の利用も多い遊歩道です。

あらためて、ゆっくり目を凝らして歩いてみると、枝先にウサギの齧った跡があったり、道標にツキノワグマが身体をこすりつけて抜けた毛が残っていたり、野生動物たちもこの道を利用していることが良く解りました。7月から遊歩道沿いにセンサーカメラを6台仕掛けていたので、そのSDカードも回収しました。"





11:30~13:00

屋内に戻り休憩の後、夏の定番、そうめんを作って食べました。





13:00~15:00

昼食後、回収したセンサーカメラに何が映っているか画像をチェックしました。

午前中、実際に食痕を確認できたノウサギや、体毛を見つけたツキノワグマがやはり映っていました。

他にアナグマやタヌキ、キツネなども映っていて、ヒトの出入りが常にある管理棟の真裏の遊歩道にもかかわらず、多くの野生動物がかなり頻繁に、ヒトと同じようにこの森を利用していることがわかりました。

全て動画で撮っていたのでその姿だけでなく、どっちからきているのか、どこへ向かっているのか、何をしているのかなどが解り、子供たちも動物たちがこの森でどう暮らしているのか想像が膨らんだようです。







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