NO団体名主な企画内容
42 NPO法人 こどもとむしの会(兵庫県) 「佐用町昆虫館 第3期こども昆虫道場」
子どもたちと、昆虫館(虫の秘密基地)の次世代を担う若者の冒険心を育み、繊細な季節感を養う鍛錬の場として「道場」プログラムを展開。トンボ・ホタル・鳴く虫など、活動毎にテーマを設定することで目的意識を持った体験になるよう工夫する。

活動レポート

開催期間 平成24年5月~10月(8月を除く)月1回
開催場所 佐用町昆虫館とその周辺
募集人員 小学3年生以上 現地集合出来る方
     定員15人(期間中のべ参加者55人)
講師・スタッフ 当会会員(期間中のべ人数27人)
活動内容
開催日時テーマ内容参加者スタッフ
5月20日
10:00
 ~
15:00
「昆虫のお話」
内藤親彦(神戸大学名誉教授)道場長
「標本作り」
大谷剛(兵庫県立大学教授)
・内藤道場長による昆虫のお話
・野外観察と昆虫採集
・大谷講師による標本作りの指導
12人片岡義方
清水哲也
原田尚明
金子留美子
6月10日
10:00
 ~
15:00
「トンボのお話」
「標本作り」
大谷剛(兵庫県立大学教授)
・大谷講師によるトンボの生態のお話
・野外でトンボの採集
・標本作り
10人内藤親彦
清水哲也
岡本俊治
高橋耕二
金子留美子
7月7日
15:00
 ~
20:00
「ホタルのお話」
八木剛(兵庫県立人と自然の博物館主任研究員)
・八木講師によるホタルの生態のお話
・野外でホタルの幼虫探し
・ヒメボタル・ゲンジボタルの観察
13人内藤親彦
岡本俊治
中瀬大地
金子留美子
9月9日「鳴く虫のお話」
大谷剛(兵庫県立大学教授)
・大谷講師によるコオロギやキリギリスの生態のお話
・野外観察と採集
・標本作り
8人内藤親彦
河井典子
吉田滋
金子留美子
10月12日「バッタのオリンピック」
宮武頼夫(元大阪市立自然史博物館館長)

「終了式」
内藤親彦(神戸大学名誉教授)道場長
・宮武講師によるバッタの仲間のお話
・野外でバッタの採集およびバッタを飛ばして距離を競うバッタのオリンピックの開催
・終了式
修了証の授与
12人岡本俊治
原田尚明
金子留美子

座学
 各回テーマを決めて、その昆虫の生態などのお話を聞きます。昆虫は種類が多く、先生方も各専門分野からお招きし、子供にも分かりやすく説明をしてもらいます。
 各回とも子供ばかりか、保護者やスタッフも熱心に講座を聞いている姿を目にします。

フィールド観察と採集
 座学の後は野外に出て、実際に昆虫観察や採集をします。沢山採れた人、いい虫を採った人、頑張った人には「本日の優秀賞」が授与されます。
 
標本作り
 採集した昆虫の標本を作ります。
 標本作りはほとんどマンツーマンで行うので、昆虫道場のスタッフ以外当日の館運営のスタッフも総出で対応します。初めてのことで、なかなかうまくはいかない子供達も2回3回と回を重ねるごとに上手くなって行くのが分かります。採集した昆虫を殺してから標本にするので、泣きだす子もいましたが、標本作りの意義などを説明し、納得してもらうと、次回からは標本が作れるようになりました。

講座の進め方
 10:20     受付を開始し、出席者には名札の裏の出席カードに出席シールを貼ります。
 10:30~11:15 テーマの昆虫のお話を聞きます。
 11:15~12:00 フィールドに出て、テーマの昆虫の観察や採集をします。
 12:00~13:00 お昼休み
 13:00~14:20 採集した昆虫の名前調べや標本作りをします。
 14:30     本日の優秀賞を発表し出席カードにシールを貼ります。

修了証と年間最優秀賞を授与
5回中3回以上出席した参加者に名刺サイズでラミネート加工した修了証を授与します。同時にこども一日館長資格も授与されます。佐用昆虫館の運営に協力する資格も授与されたことになります。
 出席シールと優秀賞のシールの合計が一番多い人が年間最優秀賞になり、副賞が贈られます。

こどもの感想

 楽しかった。虫のことが良く分かった。来年も参加したい。







プログラム検索に戻る