NO団体名主な企画内容
7 下仁田町立下仁田小学校(群馬県) 「日本から世界へ~ネギとコンニャク下仁田名産+ジオパーク+絹産業遺産群 荒船風穴~」
世界的にも誇るべき下仁田地域の素晴らしい自然を、歴史・文化・産業の視点で、教育課程と関連付け、体験を通じて学ぶ。カイコの飼育、下仁田ネギ・コンニャクの栽培、「荒船風穴」研究、地質調査などのプログラムを展開する。

速報レポート1 6月上旬~7月下旬 カイコの観察

実施場所:下仁田小学校 理科室
参加者 :3年生(35名)他学年児童

 6月上旬,3年生の理科の「昆虫」の学習として,カイコの卵が届きました。約200粒ほどとのことでした。2ヶ月近くの中で,卵から幼虫,繭,成虫までの成長の様子を観察しました。
カイコや繭を見たことがない子がほとんどで,興味津々,観察・飼育が続きました。

【6月6日(木)】
カイコの卵が郵便でとどいた。1ぴきのメスがうんだ卵から たくさんの 幼虫がうまれた。黒い卵から 黒い幼虫が出てきた。黒い幼虫には,短い毛がはえていた。

【6月7日(金)】
クワの葉を 小さくしてあげたら 食べた。食べたら 小さい うんこ がでた。

【6月10日(月)】
少し大きくなった。3mmくらいだった。休んでいるみたいだった。

【6月13日(木)】
頭と6本の足が黒く かわいい。5mmくらいになった。

【6月18日(火)】
頭はちゃ色,からだは まだら。もう15mmくらいになった。

【6月19日(水)】
クワの葉を小さく切って与えると,よく食べる。

【7月4日(木)】
とても大きくなった。5cm以上になった。少し小さいのもいる。クワの葉をよく食べる。葉のへりを,じょうずに食べていく。食べる音がきこえる。

【7月14日(日)】
6~7cmくらいになった。クワの葉を食べなくなった。体の色がアメ色になっている。容器のへりにのぼり,繭をつくるところをさがしている。繭をつくることができるように,厚紙を折り曲げるなどして繭をつくる場所を用意した。口から細い糸を出して,体をくねらせながら,糸を壁につけて,次々に糸で自分の体の回りを囲んでいく様子が見られた。繭ができあがっていく。

【7月29日(月)】
繭の中には,さなぎになったカイコが入っている。このまま育てる訳にいかないので,繭を煮沸した。観察のためにとっておいた繭から,白いガ が出てきた。
6月上旬からスタートしたカイコの観察・飼育が終わった。ほぼカイコの一生を観察することができた。この繭が生糸になる。















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