NO | 団体名 | 主な企画内容
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NPO法人 やまぼうし自然学校(長野県) |
「「森でモリモリ遊び隊まつり」~みんなで、遊びにおいでよ!遊び隊の楽しさをお家の人やお友達にもおすそわけ~」 子どもたちが森遊びや沢遊び、ものづくりなどの活動で会得した技術や知識を生かし、家族や友達をもてなす「遊び隊まつり」を開催。「森の家具屋さん」「森のわたあめ屋さん」「弓の射的屋さん」など子どもたちが企画し、みんなで一緒に作り上げる体験企画。 |
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速報レポート1 『やまぼうし自然学校 森でモリモリ遊び隊まつり』
日 時:2013年10月6日(日)
会 場:長野県上田市菅平高原
参加者:遊び隊員(小学1年~6年生)57名
保護者 38名
招待客 約30名
スタッフ:4名 アシスタント:1名
いよいよやってまいりました。遊び隊まつり!!前回の遊び隊キャンプの最後に、自分達でどんなお店を出すのか考えていました。このおまつり、ただのおまつりではありません。子どもたちが、自分たちで作るおまつりです。材料は段ボール・折り紙・ペン・木の実・枝・竹など、お店を作るための素材のみ。そこからどんなお店を作るかは、みんなで決めます。集まってくるなり、何やら大きなカバンを持っていたり。袋を持っていたり。お家でかなり準備してきてくれた隊員もちらほら。
いつもは子どもたちだけで活動している遊び隊。今日はお客さんとして来てくれた遊び隊の家族やお友達、ちらしやホームページを見て来てくれた人たちも合せて、全部で100人以上!たーっくさんの方が、菅平高原にやってきてくれました。
午前中は、皆で祭りに向けての準備。皆、やりたいことがイメージできていて、どんどん屋台ができあがっていき、とーっても楽しそう。こういうお祭り行事は、本番よりも準備している時の方が実は楽しいのかもしれません。「ああやろう!」「こうした方がおもしろいんじゃない?!」と、様々な声が飛び交い、開店準備は着々と進みます。一緒に来ていたお父さん、お母さんも一緒に手伝ってくれて、みんな活気に満ち溢れています。お昼前に、準備完了。全員で「いらっしゃいませー!!」でスタート。
お店が始まれば、商売魂が騒ぐ騒ぐ。「いらっしゃーい!ほい!安いよ安いよー!!」と、元気な声があちこちから。遊び隊まつりで使うお金は、ドングリ・松ぼっくり・笹の葉っぱ。みんなで決めた単位名は「ドル」!出店のお店は、くじびき屋さん・おばけやしき・釣り屋さん・お菓子屋さん・ぎんこう・射的屋さん・竹道具屋さん・ワクワク探検ゲーム屋さんの、全部で8店舗。「お金」の生産場所、銀行は大忙し。じゃんけんで店員に勝ったらお金がもらえる仕組みだそうです。みんなで行列。射的屋も人気。射的の弓矢は、もちろん竹で手作り。これまでの遊び隊で培った技術です。的も段ボールで作りました。ワクワク探検屋さんは、どんなお店になるのかな・・?と思っていたら、案内人付きで、森を探検しながら輪投げをするというツアー。くじ引き屋は、景品も手創り。金銀のメダルがたくさん並んでいました。釣り屋さんでは、ビニールプールにスーパーボールやお花、笹舟を浮かせ、それを釣るというスタイル。そして釣るための道具は、釣竿の先にカゴを結びつけていました。ナイスアイディア!お菓子屋さんは、ポップコーンとマシュマロボールを作りました。味もそれぞれ、カレー味・塩味・シナモン味など。入れ物もおり紙で折って、とってもきれい。また途中で入れ物がなくなってしまい、急遽笹の葉っぱを採ってきて、つまようじでクルっと丸めて入れ物にする、という工夫も飛び出ました。試食も出して、本格的です一番心配していた、おばけやしき屋さんは、裏道のちょっと薄暗いところを使い、お菓子やティッシュの箱を使ったり、壊れた傘や破れた大きなビニール袋を使ったおばけを設置。さらにその道々に、折り紙で折ったカボチャをたくさん隠してありました。そして、その道を歩きながら、カボチャがいくつあったか数える、というやり方。でも、ついつい油断してカボチャ探しに夢中になっていると、途中で「ワーーーーーっ!!」ちゃんと人間のおばけが隠れていて、バッチリ脅かされました。竹道具屋さんももちろん、売る道具は手づくり。水筒・コップ・菜箸・花飾りまで。また今回は、子どもだけでなく大人も自主出展。ネイチャービンゴ屋さんは、森の中にある木の実や花をヒントにビンゴをするゲーム屋さん。他にも、お父さんが作ったマレットゴルフ場も出没しました。
沢山の方が来ていただいて、遊び隊の皆もいつもの隊員との関わりだけじゃなく、大人や小さい子など、いろんな人との関わりがありました。そして何より、とっても楽しんでいた姿が印象的でした。5月に始まった、今年の『森でモリモリ遊び隊』。小学校1年生から6年生までいるこの活動で、最初はお互いに人見知りしたり、ぎこちない雰囲気もあったけど、月に1回の活動を通して少しずつ仲良くなってきました。そして今回のおまつりでは、学年も男女も交じってみんなでアイディアを出し合って、どのお店もそれぞれの工夫が光っていました。また、来てくれたお父さんお母さんも、自分の子どもだけでなく他の子どものところにもお手伝いに行き、「こうした方がいいんじゃない?」とアイディアを出したり、作業を手伝ったりと、大人子ども間での交流もたくさん見られました。普段は子どもたちだけで遊んでいる遊び隊。お父さんお母さんも、子ども達の成長が見られる良い機会になったのではないかと思います。大人も子どもも、一緒に楽しみ、またちょっと成長した姿が見られた一日でした。
開店準備中1
開店準備中2
お菓子屋さんのディスプレイ
銀行屋さんの行列
手作りの弓矢・射的屋さん
大人出展・ビンゴ屋さん
竹道具屋さんのラインナップ
釣り屋さん
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