NO団体名主な企画内容
2 NPO法人 北の森と川・環境ネットワーク(北海道) 「蒜沢川河畔林再生プロジェクト「樹木のパートナー」」
川の動植物観察や沢登りの“川を中心とした活動”と、間伐材を材料に、地面に穴を掘って行う伏せ焼きでの“炭焼き活動”。樹木の種苗管理などの持続可能な“里山の維持管理活動”の3つを柱として小学校の総合学習を支援する。

速報レポート1 三育小学校環境教育フィールドワーク1日目 炭焼きと川探検

実施日:2014年7月17日
参加児童:函館三育小学校1年から6年までの28名

 午前10時45分バスで苗畑に到着。早速男の子と女の子に分かれて準備開始。タオルを首に巻きもう一枚のタオルは帽子の下にかぶり耳を蚊から守ります。この日は晴天、気温も28度と少し動くと汗ばむ陽気。生徒たちは炭焼きのための薪を作るために、ノコギリで丸太切に挑戦。スタッフから「この木は11年前、皆さんの先輩たちが育て植えた木を間伐したもの。」であることを聞き、のこぎりの使い方の説明を聞き、3人一組になって丸太切りをした。
 炭焼きは伏せ焼という焼き方で作る。薪は1メートル×2メートル、深さ50cmの穴に並べ 鉄板のふたをして上に土をかぶせ一方に煙突を立てもう一方に焚口を作った。スタッフの手で火がつけられ6時間燃やし、煙突をしめ、焚口を煉瓦と粘土で閉じた。3日後開ける。
 子供たちは薪きりで汗をかいた後、蒜沢川へ探検に出発。川にかけられた丸太橋を慎重にわたる。ひょいひょいと軽々わたる子もいれば怖くて補助の手がいる子もいて様々だが全員無事に渡りきった。いよいよ河畔林の中へ足を踏み入れる。密林のジャングルを探検するような気持ちになる子の河畔林探検は、倒れた大木の上に登って超えたり、下をくぐってみたり、ちょっとした段差のある岩場を降りたり登ったりと子供たちにとってはちょっとした冒険だ。湧水の湧く、落葉広葉樹の下にある湿地で絶滅危惧種に指定されているニホンザリガニを見つけみんなで観察した。そのあと川に入る沢登りを開始。はじめは恐る恐る入っていた子供たちだが徐々に悲鳴と歓喜の声が湧き上がり入り方も大胆になる。水を掛け合ったり、中には首まで川の中につかる子もいた。水温は14度。長く手を付けていることができない温度だが、子供たちは終了の声がしても名残惜しそうに川からなかなか上がらない。楽しいひと時を過ごした。


薪切の説明を受ける

3人一組で薪切体験

河畔林探検


ニホンザリガニ生息地観察

川登開始

なかなか冷たい水温14度


全身ずぶ濡れでも元気

日光を遮る河畔林のもとで



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