NO団体名主な企画内容
41 NPO法人 エコレンジャー(兵庫県) 「太陽の力を感じよう ~夕暮れ探検隊~」
“夕暮れ”に焦点を当て、日没前後の自然の変化を体感する企画。生き物の鳴き声の変化、鳥が巣へと帰る行動の変化、日没と共に移りゆく町や山の変化、山頂からの海に沈みゆく夕日の観察、日没後の森林ナイトハイクなどを行う。

速報レポート1

実施期日 2014年8月21日(木)17:30 ~19:30
場所   加古川(相生橋 東詰め)
内容   「夕暮れ探検隊」(1)  ~ツバメの大群を見てみよう~
スケジュール

17:30 受付(山陽電鉄 高砂駅 南出口)
17:40 遊歩道で自己紹介、スケジュール説明、注意事項 
    観測地点まで20分ほど遊歩道を歩く、途中望遠鏡などで加古川にいる鳥を観察
18:00 現場に到着
18:00 夕暮れになると 見られるものを探すゲームをビンゴゲーム形式で行う
    皆が挙げた夕方になるとみられるものを探して、ビンゴ完成させる。
18:40 ツバメの大群が見られるようになるので、観察する。
19:00 暗くなり、ツバメが葦原のねぐらに入り、静かになる。
19:30 まとめ、ふりかえりを行い終了する。高砂駅までみんなと一緒に帰る。

 当初、8月2日(土)実施予定であったが、台風12号の雨のため、いったん中止した。平日の再募集となったが熱心な参加者のお陰で内容、コミュニケーション共に密なものとなった。


山陽電鉄 高砂駅 南出口から相生橋東詰めまではほぼ遊歩道ばかりを20分程度で歩きます。

1)ミサゴの観察





山陽電鉄 高砂駅から5分ほど歩いて、加古川の西側に着いたところで、ファシリテーターは日本野鳥の会、兵庫県シェアリングネイチャー協会の会員でもあり、鳥観察用の望遠鏡を据え付け、オスプレイを見つけてくれました。
オスプレイ? あのヘリコプター型の飛行機ではありません。猛禽類のタカの種類でミサゴです。
ミサゴは食性は肉食性で主に魚類を食べるが、爬虫類、鳥類、貝類を食べることもある。獲物を見つけると素早く翼を羽ばたかせて空中に静止するホバリング飛行を行った後に急降下し、水面近くで脚を伸ばし両足で獲物を捕らえる。和名の由来は様々な説があり水を探るが転じたとする説や、獲物を捕らえる時の水音が由来とする説(西日本では水面に突入する音から、本種のことを「ビシャ」、または「ビシャゴ」と呼んでいる地域がある)等がある。(ウィキペディア抜粋)
あのヘリコプター型の輸送機がオスプレイと呼ばれているのは空中停止(ホバリング飛行)できることから名付けられているそうです。

2)相生橋 西から東へ

加古川の最下流に架かる相生橋(442m)を右手に製鉄所、発電所などの工場、煙突を見ながら1列に並んで渡りました。

3)夕暮れビンゴゲームのはじまり


夕暮れになると見えるもの」を子供たちに挙げてもらいました。

「星」、「月」、「夕日」、「夕焼け」、「トンボ」、「カエル」、「虫」、「ツバメ」、「カニ」などが出ました。


子どもたちは、日頃あまり遊ばない時間帯に慣れない川原でのもの探しの遊びに興じていました。

そのうち夕日が工場の方に沈んでいきました。




18:45頃になり夕日が沈むころ、ツバメが集まってきました。しかし、
カメラでは飛んでいるツバメの写真は撮影が困難ですので、下の写真は動画の1コマを静止画にした映像です、何とか雰囲気を感じてください。
19:00頃になるとツバメは群れになってねぐらの中洲の葦原に急降下して行きました。やがて周りも暗くなり肉眼では見えなくなりましたので、皆でまとめ、振り返りをして19:00過ぎに終わりました。
「ところにより夕方は雷雨も・・・」との予報でしたが、
見事な夕焼けに、ツバメの乱舞。
街の中では見られない夕暮れを堪能しました。



来た道を帰りましたが、子供も大人も想像以上に喜んでくれて、ホッとしました。



18:45頃になると夕焼け部分や、青空部分にツバメの大群が集まってきました。
子どもたちも大人たちも興奮して、声をあげていました。



ねぐらに入る前のひと時、川面すれすれに群れで飛び交っていました。



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