NO団体名主な企画内容
41 NPO法人 エコレンジャー(兵庫県) 「太陽の力を感じよう ~夕暮れ探検隊~」
“夕暮れ”に焦点を当て、日没前後の自然の変化を体感する企画。生き物の鳴き声の変化、鳥が巣へと帰る行動の変化、日没と共に移りゆく町や山の変化、山頂からの海に沈みゆく夕日の観察、日没後の森林ナイトハイクなどを行う。

速報レポート2 「夕暮れ探検隊」2  須磨浦公園トワイライトハイキング~ 夕暮れの海と山を探検しよう ~

実施期日 2014年9月13日(土)17:00 ~19:00
場所   須磨浦公園周辺
スケジュール

17:00 受付(山陽電鉄 須磨浦公園駅出口)
17:10 円形の休息地で自己紹介、スケジュール説明、注意事項
17:20 スタート
17:30 (1)の地点で松、クヌギなどの木を観察
17:40 (2)ほとんど水のない小さな川が海に流れ込み、鉄道の下のトンネルで暗くなったところでカニや小魚を捕ります。
17:50 (3)子どもでも頭を打ちそうな低いトンネルを潜り抜け明るい海に出る。     18:00 (4)岩場を歩いたり、波打ち際で波と戯れる。                     18:10 (5)いよいよ夕暮れの山を目指して登山道に入る。                 18:30 (6)山の中腹までハイキング、暗くなったところが最終点。                     18:45 (7)の展望台で神戸、淡路方面などの夜景を見る、望遠鏡で月、星を見る。
19:00 まとめ、ふりかえりを行い終了する。

山陽電鉄 須磨浦公園駅前で受付、 少し南側の円形の休息コーナーで自己紹介、スケジュール説明、注意事項についてお話しした。

(1)植物観察





クロマツの先をさわって、痛さを感じたり、松葉相撲をしました。クヌギやコナラ、アラカシ(右写真)などの木の樹液に虫が集まる(甲虫、クワガタも来る)ことを聞きました。

◆うみの風は、塩がまざっていて、草や木にとって つ・ら・い!
「みんなは、ナメクジに塩(しお)をかけたことがあるかな?」
「ちいさくなった!」
「草や木の葉も塩がかかると、中の水が抜けて小さくなるんじゃ。」
「そこで、海辺の草木は、・・・して自分を守っているんじゃ」

(2)トンネルの水たまりでカニ捕り




川が海に流れ込むところで道路、鉄道などのトンネルがあり、水たまりがあります。  カニや小魚がいるので、子供たちは手で捕まえたり、網ですくっていました。海岸近くの森などに棲むアカガニや、海から川の上流へと旅するモクズガニがいました。

(3)海岸(岩場)




濡れた岩場は滑らないように注意しながら、歩きました。ハマゴウはいい匂いがしました。アロマテラピー効果もあり枕に入れると安眠できると言われました。

◆海は、満ちたり引いたりする。
干潮 「お!カニや!!」
満潮 「なんか水、増えてない?」
「海の水は、月に引っ張られて、増えたり、減ったりするんじゃ。
増えている時を満潮。減っている時を干潮って言うんじゃ。」

(4)海岸(砂浜)




波の音もいいし、空も美しい。波に入ってしまい、足元が濡れてしまいました。    望遠鏡を覗くと神戸空港の飛行機も見えました。

◆月がまん丸(満月)の日や、無い(新月)日は大潮。
「まん丸の月は、満月!今日は、おなかすくなー」
「満月の日や新月(月が見えない)の日は、太陽の力も合わさって、水が増える時はたくさん増え、減る時はすごく減るんじゃ。」

(5)登山道での一休み

涼しい風と共に、虫の音が聞こえ初秋の感じを体感しました。バッタを捕る子もいました。

(6)鳥居、お墓の所で暗くなり、最終点
下り坂を懐中電灯の明かりを頼りにゆっくり下りました。

(7)見晴台
山を下りる途中にある見晴台で神戸、淡路、明石海峡大橋などの夜景を見ました。
望遠鏡で月や星を見る人もいました。




◆夕焼けは赤い♪
「太陽の光にはいろんな色が混ざっている。」
「青い光が空気に跳ねかえって見えるのが青空!
黄から赤の光が跳ね返って見えるのが夕焼け空♪」

山を下りると19:00になっており、日頃遊べない時間帯に探検、ハイキングを行ったことに皆、満足していました。しかしみんな少々お腹の方が減ってきたのか、手短にふりかえりとまとめをして帰路につきました。



速報レポート1
速報レポート2 「夕暮れ探検隊」2  須磨浦公園トワイライトハイキング~ 夕暮れの海と山を探検しよう ~

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