NO団体名主な企画内容
9 こども∞感ぱにー(宮城県) 「「自然とともに…Ecoキャンプ~森と海編~」」
~大自然が作り出す命の循環を知り、自然と共に生きる術を見出す~ 夏祭りに「子ども商人」となって手作りの炭や工作品を販売し、売上から食材を調達して電気・ガス・水道のないキャンプに出発。キャンプでは、「生きる力」と「自然への感謝の心」を育む活動を行う。

速報レポート1 子ども商人

実施場所  宮城県石巻市鹿妻地区・市街
実施日時  7月25日(金)・31日(木)・8月1日(金)・5日(火)
活動報告

【7月25日:打ち合わせ】9:00~12:30 参加人数:子ども6名、大人2名 他スタッフ1名
キャンプに参加する子どもと保護者が集まり、8月1日に開催する、石巻最大のお祭り「川開き祭り」への出店内容を話し合った。
売り上げの使用目的は、キャンプで自分たちが遊ぶための道具や食料(嗜好品。米・野菜・調味料は当会が準備)を購入することで、自分たちがプログラムを考える機会となります。
(1)買いたいものをリストアップ→モチベーションを上げる
(2)出店したいものをリストアップ→今回出店したもののほかに、かき氷屋、たこ焼き屋、宝引きなどがあがった。それぞれ材料の仕入れ額やリース料を調べ、自分達でも出店できるものを絞り込んでいく
(3)出店内容決定→それぞれやりたいものが分かれたので、いくつかのお店を一か所に出店する事にした。
(4)販売価格・出店に必要な備品のリストアップ



【7月31日:出店準備】10:00~17:00 参加人数:子ども6名、大人2名 他スタッフ1名
出店内容は「輪投げゲーム」「アイロンビーズのコースター&ミサンガ販売」「アイロンビーズ体験」
それぞれにリーダーを決めて準備を開始した。
「輪投げゲーム」:輪投げの景品(当会に保管してあった使わない文房具や遊具)のセッティング&袋詰め、輪投げのルールや値段を再確認。ルールは全員で長時間かけて話し合った。
「アイロンビーズのコースター&ミサンガ販売」:前回に出店が決まってから子どもと保護者が協力して約60枚のコースターを作ってきた。それを袋詰めする。ミサンガは以前当会に「売り上げは当会の活動費に」と寄付されたもので、子ども商人が委託販売し、売り上げの約30%を当会に戻すという『商品の流通と販売方法』を学ぶ機会となった。
「アイロンビーズ体験」:体験に来たお客様が作りやすいよう、色別に仕分け作業を全員で行った。アイロンは保護者に借りる事になり、お客様の作品にアイロンをかけるのは保護者が行うことになった。


まずは今日の予定の確認

景品作り

アイロンビーズ色分けに集中

【8月1日:出店当日】8:00~17:00 参加人数:子ども8名、大人2名 他スタッフ2名
10時開店に向けて、テント・テーブル設営、商品陳列や看板作りなど、ブースごとに開店準備が始まった。
開店当初は、恥ずかしくて子ども達の呼び込みの声はほとんど聞こえなかった。「ありがとうございました」も言えずにいたので、開店後1時間たった時、みんなで集まり「お金をいただく以上、お客様が喜んでくれるような接客は大切な事」「いらっしゃいませ、ありがとうございましたという感謝の言葉は恥ずかしがらずに言ってみよう」とスタッフから提案をした。
売れるようになってくると嬉しさからか、自然と子ども達の声も大きくなり、道路に出て呼び込んだり、移動販売までするようになった。
「輪投げゲーム」が行列ができるほど好評で始めに完売した。「アイロンビーズ体験」は、作り方の手順を子どもがお客様の子どもに丁寧に説明している姿はほほえましかった。
「ミサンガ」は移動販売を始めると、子どもの接客が可愛かったのか予想以上に売ることができた。



アイロンビーズコースターは、すべてオリジナル。子ども達気合を入れて内職したものばかり

看板も完成し、後は開店を待つのみ


みんな集まって、スタッフからのアドバイス

輪投げゲーム。右手前が商人スタッフ

ミサンガの説明をする売り子商人


アイロンビーズ体験は子どもに人気

15時に閉店。片づけの後、みんなで売り上げの計算を行う。何度も数え間違いをしながら最終的に出た売上げ金額は約20,000円。経費や仕入れ額を差し引いて14,000円が手元に残った。
約8時間の子ども商人が終了した時には、みんな達成感の笑顔だった。

【8月5日:買い出し】9:00~12:00 参加人数:子ども4名、他スタッフ1名
買いたいものを再確認後、近所のスーパーと日用雑貨店に買い出しに出かけた。お金担当、計算担当、買い物かご担当など、子ども達が取り合いをしながらも(お金担当が人気)あーだこーだ言いながら商品を選んでいた。
スタッフは計算間違いに気づいても声はかけず、途中遊びまわる子どもがいても見守り、子ども同士が注意し合っていた。
お会計後、使いきれずに残ったお金を計算してまた釣竿を買い足し、また見ては他のものを買い足し…と、算数の学びになったようだ。
あとはキャンプ開催を待つのみ。みんな期待で目を輝かせていた。


花火は種類が多すぎて決めるのに時間がかかりました

真剣な顔で買い物中

お金の計算は難しい


大収穫!あとはキャンプを待つのみです



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