NO | 団体名 | 主な企画内容
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9 |
こども∞感ぱにー(宮城県) |
「「自然とともに…Ecoキャンプ~森と海編~」」 ~大自然が作り出す命の循環を知り、自然と共に生きる術を見出す~ 夏祭りに「子ども商人」となって手作りの炭や工作品を販売し、売上から食材を調達して電気・ガス・水道のないキャンプに出発。キャンプでは、「生きる力」と「自然への感謝の心」を育む活動を行う。 |
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速報レポート2 自然とともにEcoキャンプ
実施場所 宮城県石巻市牡鹿半島
実施日時 8月7日(木)~10日(日)
実施実績 子ども:10人 地域住民お手伝い3名 合計:13人)
活動報告
台風が近づいてくる中でのキャンプの実施となった。1日目は晴天に恵まれたが2日目からは風が入り始め、最終日は終了の時間を早めて大雨の中子ども達と片づけをしましたが、自然の力には逆らうことができないという事を身を持って学ぶ機会となった。
自分たちが生活する石巻市内にも漁礁豊かな海とそれによって生かされ、自然とともに生活している人たちと触れ合うことができたキャンプだった。
【キャンプ設営(テント貼り・キッチン作り・竈作り)】
オリエンテーションでは、自分たちでスケジュールを立て、ルールは話し合ってみんなで決める事を確認した後、それぞれが好きなところにテントを張り始めた。全部でテントは3か所。男子チームと女子は2か所に分かれて設営。
それが終わると調理場、食卓を作り、竈用の石を川に拾いに行った。でも川の誘惑には勝てず「ちょっとだけ」といって川に全員が入って遊びが始まった。持ってきた野菜も川で冷やすことに。「どうやったら野菜が流されず、陽にあたらず冷えるか」何か所かに置いてみて試していた。
【スノーケリング】
海遊びはしたことはあっても、海の中を覗いたことがない子どもたちは、器材を装着してのスノーケリングをとても楽しみにしていた。
インストラクターの指導の下器材を装着し始めるが、海につかりながら楽しそうにしている。器材に慣れ水に慣れると海の探検が始まった。「探検」という言葉に盛り上がり、水中を泳いでいる魚やたくさん岩についているウニを見つけると、自然界に棲息する姿を目の当たりにして大はしゃぎしていた。
【食事つくり】
遊びに夢中になりがちな子どもたちは、食事を作ることがついつい後回しになった。でも作り始めると夢中になり、協力しながら時間をかけて作っていた。
名前もない料理は当たり前で、うどん打ちや海で捕ったカニで作ったカレー、釣った魚の塩焼きなど手作りと自然の味を堪能していた。
【海遊び】
予定していた2日目のスノーケリングは台風のため中止にし、釣りとカニ捕り、飛び込みなどそれぞれが好きな遊びをした。
釣りはメバルが14匹釣れて地元の漁師さんも驚いていた。海沿いで木を拾い、火をおこしてメバルをさばいて食べた。漁師さんがさばき方を教えてくれて子どもたちは初めてのことに嬉しそうに、漁師さんも集落に子どもがいないせいか楽しそうにカニ捕りのしかけもしていた。
【川遊び】
キャンプ地のすぐ横を流れる川は、冷蔵庫でありあそび場だった。上流まで川探検や水掛けっこなど、時間をみつけると川であそぶ姿があった。
探検は、隊長をみんなで決めて探検ごっこが始まった。川の神様から自分のお気に入りに石をひとつだけいただこう!と石探しや、クマに襲われないよう歌を歌いながら歩くのはとても楽しかった。
【最終日 片付け】
最終日の朝起きると台所が吹き飛んでいた。もうご飯を作ることができないくらいに雨と風が強くなっていたため、みんなで相談して帰りのバスを1本早めて帰ることにした。
それには集中してやらないと間に合わないが、それでもがんばって片づけると言い、みんなずぶぬれになりながらの撤収だった。
(写真は撮影できませんでした)
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