NO | 団体名 | 主な企画内容
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29 |
京都市立朱雀第三小学校(京都府) |
「いのちの海でかがやけ!朱三キッズ」 5日間の活動中、日ごとに「団結」「挑戦」「協力」「責任」「思い出」のテーマを設け、仲間と協力し、色々なことにチャレンジする力や、責任を持って安全に行動する力を身につけ、へとへとになるまで海を堪能する企画。 |
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速報レポート1
実施日 2015年9月28日(月)~10月2日(金)4泊5日
参加児童数 49名(内訳 5年生男子22名 女子27名)
9月28日(月)(第1日目)
8:10 出発式
いよいよ「いのちの海でかがやけ!朱三キッズ」のスタートです。
中尾陽菜さんの「みんなで支え合い,成長しましょう」というはじの言葉で 出発式を行いました。
1日目のテーマは
『さあ,若狭海の家へ…団結』と団結を主題にしています。
11:40 はじまりのつどい
若狭湾少年自然の家に着きました。所員の方がとびきりの笑顔で迎えてくださいました。「1日ごとに決めたテーマを意識して,自然を楽しみます。」と誓いの言葉を粟津裕貴くんが力強く宣言。海での生活が始まりました。
13:30 組み立ていかだ体験
「おもいよ~.砂浜はきついなあ」
「そっちを持って。私はこっちから」」
「いよいよ出発だあ!」
「息を合わせて,さあ進め!」
丸太・ロープを自分たちで運んで組み立てました。モデルのいかだはあるものの,すべての子どもたちがいかだ作りは初体験。重い丸太を海岸へ運ぶだけでも汗だくです。
「わあ ロープがゆるんできた~」
「ここは下を通さないと…」
協力なくしていかだは完成しません。悪戦苦闘の1時間。ようやくいかだは順次海へこぎ出していきました。まさに「団結」を感じた子どもたちでした。
16:00 片付け・洗濯
「しぼるのん,そっち持って手伝って~」
「すすいでもすすいでも泡が出るよ…」
波を浴びて濡れてしまった体操服は自分たちでお洗濯。家族のありがたみを改めて感じる子どもたちです。
「なかなか 絞れないなあ…」
9月29日(火)(第2日目)
7:00 朝の集い
同時期に宿泊しているのは長浜バイオ大学のみなさん。朝は互いの学校紹介です。
さすがに眠そうな子どもが多いですが,遅刻厳禁。5分前には見事に全員がそろいました。
「私たちの学校の校庭には…」
8:40 グループ別活動①(スノーケリング カヌー ストーンペインティング)
「せんせ~い 動きにくいです~」
「まずは 浅い海で練習だ!」
「横波に気をつけてね~」
50人を3グループに分けての活動です。
スノーケリングはウエットスーツを着用して,全く背の届かない海へ繰り出します。不安そうな子どもたち。でも,岸辺から徐々にトレーニングをするからだいじょうぶ。海の家のインストラクターさんの指導もさすがでした。
「わあ ウニがあんなにたくさんいる!」
「魚が足をつついたよ!」と大騒ぎです。
13:30 グループ別活動②(スノーケリング カヌー ストーンペインティング)
50人は3グループに分かれてローテーションですべての活動を体験します。カヌーでは2人1組で海原に漕ぎ出します。
事前にレクチャーを受けても,カヌーはなかなか思い通りに進みません。
先生たちもいちいち細かな指示はしません。危険のない限りは自分たちで体験し,考え,克服してほしいからです。
19:30 お便りを書こう
2日間経験して,今感じていること,改めての家族への感謝などをはがきにしたためます。帰る少し前に家の人が読んでくれるのが楽しみです。
9月30日(水)(3日目)
8:40 カッター体験
「注意をしっかり聞くことが大切」
「お,重いなあ…この櫂」
「自然の家があんなに遠くになったよ」
全長9m,重さ1.5tの大きなカッター船を自分たちで漕いで大海原へ進みます。櫂の長さは約4mもあるので,扱うのが大変。2人で息を合わせ,1本の櫂を力を合わせ,大きく動かします。併せて12本の櫂を同じリズムで動かすのは本当に大変。危険を避けるためには艇長の厳しい声が響きます。
13:40 若狭瑪瑙(めのう)の写真立てづくり
5年生は日本全国各地の産業についても社会科で学習しています。若狭地方には塗り箸と並んで特産品の瑪瑙製品があります。思い出作りの一環として今日は写真立てを作りました。周りに瑪瑙を散りばめます。さあ,どんな思い出の写真を飾るのでしょうか。
19:00 ナイトハイク→キャンプファイヤーに変更
明日の午後は悪天候が予想されるため,翌日予定のプログラムに変更。
キャンプファイヤーでみんなの絆を深めます。レクリェーション係はこの日 のために学校にいるときから企画を練り,練習してきました。時間が過ぎるのが惜しいです。もっともっとみんなで過ごしたいな。
10月1日(木)(4日目)
9:00 グループ別活動③(スノーケリング カヌー ストーンペインティング)
「会心の作品だよ」
「机の上に飾るの!」
グループ別活動の3回目。波打ち際から自分の好きな形の石を見つけること から始めます。カラーテックスといわれる特殊な絵の具で思い出を記していきます。
13:30 室内スポーツ大会
チームワークもばっちりになってきたところで,グループごとにニュースポーツにチャレンジします。ふだん親しみのないスポーツがたくさん。興味津々でさらに絆を深めます。
18:30 キャンプファイヤー→ナイトハイクに変更
若狭で過ごす最後の夜。少しずつたくましくなってきた子どもたち。ナイトハイクと称した肝試しにチャレンジです。さあ,メンタルも強くなったかな?
10月2日(金)(5日目)
9:30 さよならのつどい
成長に大きな力を与えてくれた若狭湾少年自然の家。とうとうお別れの日が来ました。所長さんにあいさつをします。
10:00 カッター退所→ミーティングとお礼の寄せ書き作成
「楽しかったなあ。ありがとう」
「2枚の寄せ書きが完成です」
楽しみにしていたカッター退所でしたが,爆弾低気圧が日本に接近。太陽は出ていて温かい日なのですが,波は高く,風速10m以上の風がやんでくれません。所員の方と話し合って安全最優先のため,2回目のカッターは残念ながら中止。雨用のプログラムを先生が与えるのではなく,自分たちで話し合って何をするか考えることに。みんなで意見を出し合い,青少年自然の家のみなさんと,引率してくださった先生たちスタッフにお礼の寄せ書きを作ろうということになりました。5日間を振り返りながら,感謝の思いを一人一人が記し,手渡しました。
12:30 昼食
充実感いっぱいの子どもたち。海を見ながらのお弁当です。5日間の楽しかった思いだが走馬燈のようによみがえります。
16:00 解散式
学校に到着。出迎える保護者の顔を見て,ほっとした表情もありますが,子どもたちからは「もう2~3日いたかったな」の声が聞かれました。
■別年度のレポート
2016年度 「生命と人の温もりを感じよう!」 実施レポート
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