NO | 団体名 | 主な企画内容
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熊本県立青少年の家 ひとづくりくまもとネット・三勢共同体(熊本県) |
「菊池川アドベンチャー「Kキャンプ」」 郷土資源である菊池川全長約71kmの上流、龍門ダムを起点として、徒歩・自転車・ボートなどで、6日間かけて河口のゴールを目指す。上流、中流、下流の川の変化を実体験し学習する。 |
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速報レポート1
日 時:2016年8月6日(土)~8月13日(土) 7泊8日
場 所:菊池少年自然の家(菊池市)→竜門ダム(菊池市)→ゆめほたる(山鹿市)→
サイクリングターミナル(山鹿市)→道の駅菊水(和水町)→肥後民家村(和水町)
磯の里潮湯(岱明町)→菊池少年自然の家(菊池市)総移動距離71km
参加者:小学生23人、中学生1人、合計24人
職 員:青少年の家スタッフ19人(途中入れ替わり有り)、ボランティア5人、看護師1人
事業概要
水のまち「くまもと」の郷土資源である菊池川(全長約71km)の上流、竜門ダムを起点とし、徒歩や自転車、Eボートなどを移動手段として、テントや川沿いの施設で宿泊しながら、河口のゴールを目指す。
また、上流・中流・下流の川の様子が変化していくことを実体験しながら学習するとともに、川のレスキュー体験や防災学習などをとおして、災害時における対応の仕方や自分の命を守る方法を学んでいく。
1日目
・アイスブレイキング ・テント設営 ・各班の旗づくり
・川遊び(※雷の為中止) ・野外炊飯(カレー) ・振り返り
内容:熊本県全域から集まった子供たち24名。緊張をほぐす為のレクリエーションを行い、
川遊びを実施するつもりが、雷の為中止に。それでも野外炊飯やテント設営などで仲を深めました。
2日目
・野外炊飯(ご飯、みそ汁、納豆) ・徒歩(約2km)
・カヌー体験(講師:菊池市教育教育委員会社会体育課)
・テント設営 ・野外炊飯(豚丼) ・振り返り
内容:スタート地点である竜門ダムへ移動。途中バスを降りて、今後の練習の為に2kmの徒歩。カヌー体験で水辺の活動に親しむこともでき、2回目のテント設営や野外炊飯も少しスムーズになりました。
3日目
・サイクリング(約20km) ・防災学習(講師:菊池川河川事務所調査課) ・洗濯
・炊事場炊飯(ひき肉丼、サラダ) ・振り返り
内容:いよいよ移動スタート。まずは、サイクリングでダムから平地まで一気に下ります。到着後は、川の防災学習で勉強もしました。また、洗濯板で洗濯、ごはん作りと生活も全て自分たちで行います。
4日目
・炊事場炊飯(おにぎらず、みそ汁) ・川のレスキュー体験(講師:Go Nature田中清也 氏)
・サイクリング(約11km) ・振り返り
内容:川のレスキュー体験で、ロープを投げる救助法を実践、川流れ体験なども行いました。安全に川遊びをするための知識・技術を学べました。最後に翌日のボートのスタート地点までサイクリング。
5日目
・Eボート(約16km)(講師:Go Nature田中清也 氏)
・防災学習(講師:歌うママ防災士 柳原志保 氏) ・振り返り
内容:Eボートで16kmの川を渡っていきます。各班8人で息を合わせてボートを漕いでいきました。
夜は、「歌う防災士柳原先生」による防災学習。「自分の命は自分で守る、考えて行動できる力をつける、地域で助け合えるコミュニケーション力をつける。」の3つの柱をゲームなどを通して楽しく学びました。
6日目
・徒歩(約21km) ・洗濯
・振り返り
内容:いよいよゴールの海水浴場を目指して、徒歩で出発。川沿いを仲間と励まし合いながら必死に歩いていきます。上流から下ってきた川の変化も感じながら海へ。感動のゴールでは夕日がお出迎え。
7日目
・竜門ダム見学・防災学習(講師:竜門ダム管理支所) ・感想書き
・キャンプファイヤー
内容:ゴールからバスで川を逆走しながら、昨日までの旅を振り返り。そして、スタート地点でダム見学。夜はキャンプファイヤーで大いに盛り上がり、最後は24人1人ずつ感想発表もしました。
8日目
・部屋点検 ・振り返り ・アンケート記入
内容:いよいよ別れの日。各班の班長が保護者の前で堂々と感想発表。川のこと、協力すること、防災のこと、普段の生活への感謝、困難を乗り越える力など大きく成長した姿を見せてくれました。
まとめ
8日間を終えた参加者の感想では、「仲間と協力する大切さ」「困難に立ち向かう勇気」などが多く挙げられた。また、炊事・洗濯・掃除・整理など普段の生活で保護者に頼っていることが「当たり前」になっていることに気づき、普段の生活ができていることへの感謝の気持ちが養われ、保護者への感謝を口にする参加者もいました。今回の事業は、菊池川を舞台に「防災」をテーマにいろいろな活動を体験しました。達成感や感動を味わうことでさらに深い学びができました。
この体験が、参加者の日常生活や今後の人生に少しでも役立てばと願っています。
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