NO | 団体名 | 主な企画内容
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45 |
株式会社 今治・夢スポーツ(愛媛県) |
「島の冒険キャンプ9泊10日」 里山にて最小限の道具で暮らす野外生活術を学び、海を渡り、離島で海の暮らしを学ぶ。そして離島のベースキャンプから、潮と風を読みながら、シーカヤックに詰めるだけの荷物を積んで無人島を目指すサバイバルキャンプ。 |
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速報レポート1 『島の冒険キャンプ9泊10日』
期日:2017年7月23日(日)
場所:しまなみアースランド里山野営地・比岐島・平市島
参加者:23人(子供13人・講師3人、スタッフ7人)
島の冒険キャンプ9泊10日:1日目
代表の岡田武史の開会の言葉で始まりました。
開村式が終わり、お見送りの父兄の方々と、別れを告げて、各自のザックを背負って、本日の野営地を目指しました。
日暮れまで、やる事がいっぱいあります。テントを建てて、井戸から水を組み上げ、計量カップを使わずに本日食べるお米の量を計り、釜戸に火を起こす。。。まだまだ、始まったばかりで慣れない作業の中、互いを感じ会いながら、遠慮しながらですが、着実に夕ご飯に向けて歩んでます。
さぁ、今夜のご飯は日暮れまでに出来上がるかな?
島の冒険キャンプ9泊10日:2日目
早朝の森歩きから2日目の朝が始りました。今日のテーマは、野外生活術です。
島には沢山の機材を持って行く事が出来ません。その土地で使えるモノを探して、普段使い慣れた道具の代用を探し出さなくてはならないので、先ずは島にある植物を利用する術から学びました。
竹を切り出し、昨日習った釜戸への火の付け方と釜戸作り。
なかなか火が点かない人、釜戸が不安定な人、薪の量が少なく途中で慌てる人。。。全ては、想像と段取りです。
イメージ通り行かなくても、イメージを楽しみ、飯を食べる自分を夢見て、焦らず丁寧に。言うは易しですが、なかなか思い通り行かなくて、最後には悔しくて涙な子も。。。
午後からはシェルター作りをしました。
無人島でソロキャンプするかも知れないからです。
竹や流木を使って、各々のシェルターを作るわけですが、これまた一人では難儀しまして、バディーと協力して作り上げました。
先ずは個人個人の暮らしの術を磨き、自ずと仲間を手伝い、チームで海を越える。そんな流れの一雫が見えた1日でした。
さて、仲間と初めての夕ご飯作り。どうなるんでしょうね。
島の冒険キャンプ9泊10日:3日目
今日も4時30分、明けの明星からみんなで山歩き。白みがかる夜明けの森は、夜に活動するモノたちと、日が出てから活動するモノとの入れ代わりの時間。
子どもたちの気配が山に響くので、何時もの森とはちょっと違うけど、子どもたちも、森に生きるモノたちも、いつもとの違いを感じてくれたかな?
朝食を食べ、ぼちぼち各班の名前を決めようかな何て思い、班の中での各自の役割りと、班の名前と、目標を考えて貰う事に。
両班とも和風の名前。
「嵐」と「侍」
昼食後は、いよいよ明日より島に渡るので、各班ともテントをたたみ島に持って行かないモノや使うモノを先ずは身の廻りから、整理する。家から持ち込んだ荷物を、だいぶ置いて行くモノ、全てやっぱり持って行くモノ、個性的なパッキング。
無人島でもソロキャンプで生活をする予定なので、今宵はみんなシェルターにてソロキャンプ。
ここでの野外での生活術のレクチャーはこれで全て完了です。
さぁ前半が終了しました。
いよいよ明日からは島に渡り、中盤戦の島暮らしにチャレンジ!
どんな旅が、私たちを待ち受けているのでしょうか…。
先ずは、その前に久しぶりのお風呂にでも、ザブンとみんなで行きましょう
島の冒険キャンプ9泊10日:4日目
昨夜はシェルターと通称もじもじ君に入って、雨の降る中でのソロキャンプ。
さまざまな野獣の声に怯えたっけね!
それでも朝にはケロッとした顔でみんな起きて来ましたね。
いよいよ島に渡るのだけれど、準備をだらだらしていて、がってんに怒られたっけっね。
時間の流れと自然の動きをもっと、もっと意識しないと、急な環境の変化には対応出来ません。
そもそも、環境の変化は決して、みんなが思うほど急な変化ではないのだよ。
そんな話しをしたっけね。
自分自分に、なり過ぎると、変化を見過ごすよね。今ここ…。しっかり感じて、変わりゆく環境に適応しながら楽しまないと、決して海は待ってくれないし、自然が君に合わせてくれることもない。
自然は、全てに平等なんだよと。
そして、私たちは無事に島に渡ることが出来ました。
いよいよ中盤戦の島暮らしが始まりました。
島の冒険キャンプ9泊10日:5日目
毎食ごとに、食器などの洗い物を、水汲み係が大八車を押して海から水を汲んでサイトまで運んで来ます。昨夜の晩ご飯は、日がとっぷりと暮れてしまった班があり、またまた、がってんに怒られるハメに…。今朝は、その挽回をしたい所ですが、はたまた、予定に間に合わず。。。残念な結果になりましたが、ようやくスイッチが入りお昼ごはんは良い形に♪
お昼ごはんの前に、無人島暮らしの練習が続きます。残り少ないマッチでは、後半の旅で火が起こせないので、火花を飛ばして火を着ける練習。各班のチャンピオンが、班の代表として、チャンピオンズマッチに選出され、景品を賭けて勝負に挑みました。写真は後日となりますが、圧倒な強さで、一発の擦りで小4女子“みこちゃん”が優勝!
賞品は、1日分の乾いた薪に、班のみんなは大喜び?
火花で着ける火とノグソの方法を各班学んだ後は、乾燥した素材を使う料理のイロハを学びました。
まずは、山に入って竹を切り出し、パンを捏ねてのねじりパン。普段のキャンプでやっても楽しいのですが、島の暮らしでは、電気も冷蔵庫もないので、かなり切羽詰まったかんのあるリアルな体験となりました。午後からは、食材探しと題して、釣りをする人、海で貝やカニを探しながら遊ぶ人。
日が傾くまで、たっぷり遊んだ今は、各班の釜戸から白い煙りが立ち上がり、さい先のいい夕暮れとなっております。
明日からは、いよいよシーカヤックを使って無人島へ向けての本格的な旅の準備が始まります。
島の冒険キャンプ9泊10日:6日目
明日からいよいよ無人島です。
まずは道具の手入れと洗濯で迎えた朝。
男子テントの中が散乱しており、これまた朝から、がってんのカミナリが。。。
シーカヤックの到着の時間が迫ってます。それ急げやれよ急げの猛ダッシュ!
今日は1日中、海の中での活動です。
水着に着替えて、海の事を一から学びます。その為には、旅の道具としてのシーカヤックの特長をしっかりと学ばなくてはいけません。
海は常に動いている事、仲間と共に海を渡ると言う事、チームとはどんな機能をしなくては行けないのかなど、体を使って覚えて行きます。
仲間が途中で疲れたら、仲間が海に落ちたら…。
午後からは、島一周のミニツーリングへと。昨夜、がってんから言い渡された、島の冒険キャンプの第一回の体長として、ちさき姉さんとみもり、副隊長として、かずきとみぃーちゃんが今回のシーカヤックのパートのリーダーです。
その他の子たちも隊全体の配置を学びます。島をグルリと一周の旅も後半には、自然とチームワークが整い、それぞれの配置を意識し始めました。
明日は、いよいよ島から島への横断の日です。ひと泳ぎした後は、水をろ過したり、明日の食材の準備をしたりと慌ただしい夕方となっております。
島の冒険キャンプ9泊10日:7日目
目指せ無人島!!!
今日は朝から無人島へ向けての準備で忙しい日です。
疲れが溜まって来ているので遅めの起床。朝食後には、海水を組み上げ鍋やらをきれい洗って、1泊2分の使う食材を各班選んで行きます。
有りったけ、持っていく班と、使う分だけ準備する班…。班の性格がよく出ています。
食材のパッキングに続き、個人装備のは選別と各班装備の選別が始まります。徐々に荷物が片付くに連れて、寂しさが湧いた子が、ポソッと「こんな所で暮らせたら楽しいのに…」
はたまた家に帰れる日が近くなった事を喜ぶ子と、様々。。。
そんな状況の中、これから島から島へと子どもたちの力で大海原を横断して行く訳です。
さまざまな葛藤があるのでしょうね…。
自分なりの調整をしてるのかな。。。
さて午後1番、いよいよ海に漕ぎ出します。
この時間の潮の動きから、航海ルートを読みコースを判断して、仲間が逸れない様に隊を引っ張る体長、ち〜姉さん。
少しまた少しと島が近づき、最後は島を一周する余裕を見せての本日のゴールとなりました。
そして、今夜は各班ごとに好きな浜での班ごとの暮らしとなります。
きっと今頃は、水遊びかな?ご飯作りかな?それとも探検かな?
この素晴らしい自然の中での生活も後半になりました。今、僕たち私たちは、素晴らしい自然の中に生きている事を、今夜は存分に感じくれたら嬉しいです。
島の冒険キャンプ9泊10日:8日目
昨夜は各班ごとのサバイバルキャンプ。
食材と班機材を持って、各班ごとにチョイスした浜での暮らしが始まる夕暮れ時。夕食を食べるまでは良かったが、
眠る頃に一つの班にある刺客が!
通称もじもじくんと呼ばれるシェルターに、フナムシの群れがやって来たと。。。これには参ったと、がってんに本部の浜に戻っていいかと交渉。交渉の余地があるかと見廻す暇もない程に、全員がもじもじくんを含む寝具を持ってやって来てしまっているので、明日の朝は帰る事を条件に一晩本部浜に泊まる事に。
かくしてサバイバルキャンプの夜は、小さな刺客?に達成されない夜となりました。島に残されている小さな浜は、島に生きる全てのモノが行き来して居ると言う事なんだなと…。
そんな、無人島暮らしで始まった生活。
何にも用意している訳ではないので、海のリーダーを中心に、今日一日の使い方を話し合い、島を一周しながら食べれる食材を探しに行く旅に出る事が決定!
思い思いの食材ゲットの道具をシーカヤックに積み込み、昼食は行動食でよいと、昼ごはんの時間さえも惜しんで、釣りに素潜りに、貝取りにと…。
自分たちなりの行動計画には、力を合わせて向き合う姿が、活動のそこかしこに見えて来た1日でした。
明日は最後の難関の海を越えます。
今夜はキャンプ暮らし最後の夜ですので、残った食材に、ゲットした海の幸を各班ごとに料理して、ささやかな持ち寄りパーティーを星空の下で行いたいと思います。
島の冒険キャンプ9泊10日:9日目
思い思いの朝で、最後の難関を漕ぎきる準備しています。いつもと変わらず、1番に起きて来る子、海を渡る準備をする子、島の暮らしの朝の準備をする子、遊んでいる子…。薪を拾い、釜戸を手直しし、食材を見て、班ごとに朝食を作り、片付けをしながら、さまざま形で出発の時間に合わせて来ます。
風はなく潮の流れは、さほど強くない海の状況。隊のリーダーは、潮を読みながらルートと艇の配置を考える。
自然環境を見つめ、出発時間にコースやルート、休憩のタイミングに、ペースさえ、彼女、彼らが決めて行きます。
最初は何も出来なくても、日に日に環境に適応して行く子どもたち。
誰1人脱落する事なく今、二つの島々を漕ぎ抜けました。
今夜は久しぶりに蛇口を捻れば水がでて、薪を拾い火を焚かなくても夕食のある生活です。
きっと、嬉しいでしょうね。
島の冒険キャンプ9泊10日:10日目
昨夜は簡単ではありますが、ご父兄の方々への小さな報告会。
壁新聞を手作りし、冒険の旅の中で楽しかった事、辛かった事、心に残ってる事などを発表いました。
朝から今日も天気よく片づけ日和です。今日までお世話になった備品などを閉村式までの間にきれいに片付でき、
13名の子供たちは、無事に『島の冒険キャンプ9泊10日』のキャンプが終了いたしました。
『島の冒険キャンプ』の開村式。代表岡田武史の挨拶から始まる。
野外生活のトレーニングが始まる。
人口2名の離島暮らしキャンプが始まる。
海を渡るシーカヤックの練習が始まる
シーカヤックに積めるだけの荷物を積んで無人島を目指す
シーカヤックでたどり着いた無人島。無人島での生活が始まる
無人島からいよいよ難関の海峡を越えて四国へ戻る
四国今治へ無事に到着
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