NO | 団体名 | 主な企画内容
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認定NPO法人 北海道自由が丘学園・ともに人間教育をすすめる会(北海道) |
「余市の農場にミニフットパスをつくろう!」 子どもたちが中心になって話し合い、ルート選定から整備、標識・地図づくりまでを行う。日本海が見渡せる展望台、果樹園、クワガタのいる森など探検できるスポットをつなげ、利用する皆が楽しめるフットパスをつくる企画。 |
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速報レポート1
日時 / 2017年8月7日(月)~8日(火)
場所 / 北海道余市郡余市町 NPO法人余市教育福祉村
参加者 / 小学生12名、高校生1名、保護者4名、スタッフ5名(計22名)
スケジュール
(1日目)
9:00 札幌出発
11:30余市教育福祉村集合
11:45昼食・フリータイム
13:00キャンプ開会のつどい
13:40フットパスづくり① 「道」をひらこう!
15:00フリータイム
15:45夕食準備
17:15野外バーベキュー
19:30ミニキャンプファイヤー・花火
20:15星の観察
20:30温泉へ
22:00消灯
農場には果樹がいっぱい
BBQで焼きマシュマロ
(2日目)
7:00起床
7:20朝食準備(棒巻きパン作り)
8:30朝食
10:00フットパスづくり② 「道」の生きもの調べ
12:30昼食
13:30キャンプ閉会のつどい(修了証渡し)
13:45現地解散
14:30出発
16:00札幌到着
棒巻きパンの朝ご飯
主なプログラムの内容
(1)フットパスづくり1 「道」をひらこう!
農場内に森がありクワガタなどの昆虫がたくさんいますが、廃道はあるものの、農場を訪れる人にはほとんど利用されていない状態でした。その森を通って農場内を一周できる散歩道(ミニフットパス)を作りました。2チームに分かれて両端から、剪定鋏を使って笹や草を刈っていきます。1~3年生チームは保護者と一緒に廃道を広げました。4年生、6年生チームは全く道のない笹藪の斜面を切り開き、ほとんど大人の手を借りずに進みました。30℃近い晴天の下、長袖長ズボンで汗をかきながら1時間ほどの作業で、両チームが中間地点で出合い開通を喜び合いました。
長袖長ズボンで集合
ここから草を刈って進みます
笹を刈りながら進もう
根元を切るのが大変
両チームが出合った!
疲れたけど楽しかった
できたフットパス
開通おつかれさま!
(2)フットパスづくり2 「道」の生きもの調べ
フットパスのまわりにどんな昆虫や草木が生きているか調べました。ノコギリクワガタ、カラスアゲハなどの昆虫を見つけ、クズ、ウド、ヒヨドリバナ、コナラなどの葉や花を採集しました。森の中には予想以上に植物の種類が多く、各チーム目標の10種は軽くクリア。採集の後は、図鑑での名前調べと並行して、見つけた生きものにあだ名をつける活動を行って個性ある生きものに興味を持ってもらい、低学年にも観察を促しました。ユニークなあだ名も生まれ、プログラムの最後に発表。この活動の結果を活かして、フットパスを利用する人のために、マップや動植物のガイドを作る予定です。
また、フットパス利用者のために今後制作する案内看板を、試験的に設置しました。
子どもたちの感想
- 「はさみで根の部分から切るのは、かたかったから大変だった」(小4)
- 「もうちょっと根元を切っときゃよかったな」(小6)
- 「草をかったのがキャンプでいちばん楽しかった」(小4)
- 「もっと大きくてきれいなフットパスを作りたかった」(小3)
- 「(フットパスづくりは)つかれた」(小1)
- 「虫や草がすきな人にみちをつかってほしい」(小2)
- 「たくさんの人に楽しくフットパスを使ってほしい」(多数)
- 「初めて友だちと外のテントでねたのがキャンプで一番たのしかった」(小3・小1)
- 「虫取りがキャンプで一番楽しかった」(小4、2名)
今後の計画
●笹の根元を深く切って、より歩きやすくします。(9月上旬~下旬)
●道案内の看板を計画、木工で制作します。(8月下旬~)
●案内看板を設置します。(~9月中旬)
●マップや動植物のガイドを制作します。(予定)
補足(プレキャンプについて)
当キャンプに先立って、7月19~20日で、プレキャンプを行いました。参加者は北海道自由が丘学園月寒スクールの中学生6名、スタッフ4名です。プレキャンプの2日目に、農場の森の廃道をたどりながら、フットパスを開くコースを検討しました。予想したコースで藪をこいでみたら、想定外の場所に出るなどのハプニングがありましたが、最終的に最短のコースを決定することができました。また、サマーキャンプ準備のために炎天下1時間半草刈りを行いました。今後の看板、マップ、ガイドなどの制作はこのスクール生メンバーで行います。
草を刈りながら廃道をたどる
辛かった作業後の1コマ
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