NO団体名主な企画内容
7 NPO法人 いーはとーぶスポーツクラブ(岩手県) 「いーはとーぶ自然スポーツ塾 川を遊ぼう!」
"盛岡市役所裏の中津川を会場に川で泳いだり、いかだを作って川を下ったり、魚を取ったりしながら、自分たちの街の自然の恵みを感じ、自然相手のスポーツの原点を体験する。"

速報レポート1

実施日  7月22日(日)10:00~12:00 天候 晴れ 
開催場所 盛岡市中津川 富士見橋付近 
参加者数 小学生 10人 幼稚園 2名 大人 8名  
スタッフ 講師2名 当クラブマネジャー3名 計5名
活動の目的

1 自然と共に生きる、自然の恵みを感じ 感謝の気持ちを持つ
2 自然の中で遊ぶ事の 遊び方 危険回避の仕方を学ぶ
3 今ではあまりできなくなった川で遊ぶこと、その楽しさを経験者の親さんと共有する。
4 参加者同士の交流 仲間づくり
5 故郷の良さを実感し 自然を大切にすることを学ぶ

活動内容

(1)受付
(2)開会式 挨拶 講師挨拶 事業の説明 スケジュール説明 諸注意
(3)準備体操
(4)安全確認 点呼 班分け 
(5)川渡り 川の水生生物観察
(6)かじか獲り 箱眼鏡で水中観察
(7)いかだ乗り ボート乗り
(8)川を泳いで下る ライフジャケット着用 
(9)点呼 着替え
(10)保護者への水難救助の仕方の説明  講師(元海上保安官)による
(11)閉会式


(2)開会式 講師の先生から この川で昔子供たちが泳いだり 魚を獲ったりして遊んでいたこと、この川で泳いだ子供の中から 戦争前に水泳の幻のオリンピック選手が出たこと(戦死)、川での遊びの楽しさを伝えて頂き始まりました。

(5)川渡り 対岸までロープをはって、つかまりながら滑る石で転ばぬように渡ます。小さい子も頑張ってわたります。



(6) かじか獲り 今ではほとんど河で子供たちが遊ぶのを見なくなった。ましてやかじかを獲ったり 魚を釣ったりする子もいなくなった この川の素晴らしさを知るためにもかじかを獲る。

かじか網を使って 川の瀬のあるところで獲る。また箱眼鏡で 水中を見て 直接かじかを探す。川の石が砂で埋もれているとかじかは住めない。子供たちが川に入ることで石が動きかじかが住みやすくなるとの事。






ビッグニュース!「箱眼鏡で川の中を覗き込み 水中を観察していた女子が 大発見!?」

この川に生息が見られなくなってしまった貝 川真珠貝と思われる貝を発見!したのです。


(7)いかだ乗り バランスを取って ロープを使って上流まで いかだを進め 下ってくる。

自分たちで組み立てたいかだの乗り心地はいかが?



(8) 川を泳いで下る ライフジャケットをつけているので 自然に浮くので 恐怖心は無くなるようです。川の流れと一体になり 自然の中に同化してるようですね。気持ちよかったそうです。






(10)子供たちが着替えている間 保護者達へ水難救助のレクチャーをしました。
講師の先生は 元海上保安官で 水泳の岩手県の国体選手です。いつも危機管理をしておきましょう!そして自然の中でこんなに楽しく遊べることに感謝しましょう!

実施後の子供たちからの感想発表

  • 少し水が冷たかったけど 川で泳ぐことは本当に楽しかった
  • 川の生き物が見れて 特にかじかを自分で獲ってうれしかった
  • 川の石が滑って怖かったけど 泳げて楽しかった
  • かじかが住んでいるところが石の下で 石の下に隙間がなくなると住めなくなることも知らなかった。今回僕たちが入ることもかじかのためになることがよかったと思った。
  • お父さんと泳いだり かじかを獲って楽しかった

講師からの講評

川は危なくない所で、しっかりとした知識と 遊び方で本当に子供たちに情操豊かにしてくれる自然であるので これからもこうして親しんでください。
自然を守ることは 私たちの役目であり 今後未来に向けてきれいな自然を次代に繋いでいくことを この遊びから感じてほしい。

感想

 昔から子供たちは自然の中で遊び生きる力を養ってきている。人工物の中でなく自然の中で楽しみながら 命を守る危機管理能力運動能力を育んでもらいたいと豊かな自然を有するこの故郷への感謝と共に強く感じた。
 今後もこうした活動を続けられるのは私たちのような総合型クラブであり、地域の人たち、子育て家族と連携して続けていきたい。

※今回の助成のおかげで ライフジャケットを購入でき、より安全に川遊びが実施できました事は感謝に堪えません。川と子供たちの距離を縮めて頂きました。ありがとうございました。



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