NO団体名主な企画内容
9 熊谷市立熊谷西小学校 親父倶楽部(埼玉県) 「小学校の中庭に小さな森、子どもたちのオアシスを作ろう」
街の中心にある小学校の中庭に、小さな森、オアシスをつくり、昆虫観察や草花を植えるなどで、四季折々の自然を体感させる活動。

「小学校の中庭に小さな森、子どもたちのオアシスを作ろう」 [10/19]

日  時:
場  所:
参加者:
2008年10月19日(日)9:00〜13:30
埼玉県熊谷市立熊谷西小学校の中庭
子ども34名、大人23名
 <活動内容>

コスモスの苗木植栽、チューリップ球根植え及びザリガニ池造り

 <レポート>

今回は、子ども34名、大人23名という大人数が参加しました。
コスモスの苗木を植える班とザリガニ池を造る班にそれぞれ分かれ作業を開始しました。

コスモスの植栽場所は今まで何も管理もしていない無法地帯の為、まずは芝をはがす作業から。
野芝が一面に生えているためにスコップの歯も立たないくらいです。

・・・雑草ってすごいね。
・・・これは野生の芝だよ。
・・・野生の芝? ピンとこない子どもたち
・・・野芝。
ちょっとした身近な自然に触れ合うことで理科の勉強もできてしまいました。

大人に変って芝をはがし、土を掘り返す作業を延々続けるますが
子どもたちの力では地面が硬すぎてスコップの歯が立ちません。
機械を使えば直ぐに作業がおわるのだけど、
自然を相手に人間の力でどこまで出来るか・・・も目的の一つなので
あくまでも人力で。

ある程度芝をはがして、下の土を掘り返し、苗を植えられる位に穴を掘る大人たち。
その穴に子どもたちが花の苗を1つずつ丁寧に植えていきます。
初めて苗を植える子どもたちは楽しみながら苗を植えていました。

そして、一面がコスモス畑に生まれ変っていきました。
いつになったらお花畑になるのかな?楽しみにしているようでした。

一方 ザリガニ池造りは、前回の活動で
ミニユンボである程度穴を掘ってあったので、人力で穴堀大作戦!
工事現場のように穴を掘っては一輪車で土を運び、流れ作業でどんどん穴を掘りました。
3畳分程度・約50cm掘った後、整地作業を行いました。

次に土を固める作業ですが
コンクリート等では自然には無いものなので、自然にこだわり真砂土を使いました。
真砂土を一面に整地しながら入れて穴を掘った全てを覆いました。
その後、水をジョーロで少しずつ一面にかけ
時間の経過を見ながら、またジョーロで水を掛けての繰り返し・・・土が固まるのを待ちました。

固まるまでの時間、近くの水路(いわゆるドブ川)に中に入れるザリガニを探しにいきました。
季節も秋になっているためか殆どみつかりません。
子どもたちは一生懸命にザリガニを探してやっとザリガニを見つけました。
「いた・・・・・・!!!!ザリガニ」

大きな声でザリガニを見つけて早速、網で捕獲しました。
その後ザリガニ探しのテンションも上がり周辺の川を探して8匹のザリガニを捕獲しました。
もう少し時期が早ければたくさんいたのにね・・・来年また皆でザリガニ捕って池に入れよう。
ってことで戻りました。

ザリガニ池も固まったところで、捕獲してきたザリガニを池に放してザリガニ池の完成!!
その後、数日した頃小学校を訪問すると
休み時間などにザリガニ池の周りに子どもたちが集まり、ザリガニを触ったり
楽しそうにしている姿を見ることができました。



小学校の中庭に小さな森、子どもたちのオアシスを作ろう 実施レポート(1)
小学校の中庭に小さな森、子どもたちのオアシスを作ろう 実施レポート(2)

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