NO団体名主な企画内容
35 特定非営利活動法人 ゼッセル熊取アスレチッククラブ(大阪府) 「世界遺産で心身を磨こう ゼッセル熊野キャンプ」
「文化」「自然」「コミュニケーション」をコンセプトに、世界遺産の熊野古道の歩行体験や移動キャンプをおこなう自然体験活動。

「世界遺産で心身を磨こう ゼッセル熊野キャンプ」 [8/9-12]

日  時:
場  所:
参加者:
2008年8月9日(土)〜12日(火) 3泊4日
和歌山県新宮市(小口自然の家・高田グリーンランド)
小学3年生〜4年生33名
 <プログラム>

--- 8月9日 ------------------
07:00  熊取発 「5時間も歩くとは知らず・・・いざ出発!
11:45  熊野古道 「地元の語り部さんに解説していただきながら」
17:00  小口自然の家入所・テント設営 「感動と達成感に浸る間もなく・・・」
18:30  夕食・入浴 「5時間も歩いた後の食事は最高!」
20:30  夜の集い−気持ちを音で表現 「5時間の想いを音に込めて!」
21:00  就寝

--- 8月10日 ------------------
07:30  起床・朝の集い 「朝はやっぱり体操からスタート!」
08:00  朝食 「グループで協力しておにぎり作り」
09:00  ASE-1 「コミュニケーションゲームでアイスブレイキング!」
12:00  昼食
13:00  ASE-2 「創造力!集中力!チーム力!」
16:00  野外料理コンテスト
20:00  ナイトハイク−仲間と共に暗闇体験
21:00  就寝

--- 8月11日 ------------------
07:30  起床・集い
08:00  テント撤収・朝食 「テント撤収は仲間と協力して!!」
10:00  川遊び「川遊びに備えてバディの練習!」
12:00  昼食 「河原でのチキンラーメンは最高!川で冷やしたポカリもうまい!」
13:30  移動・ASE-3 「目隠ししたり・仲間を持ち上げたり・狭いところに乗ったり・・・」
18:30  夕食・入浴
19:30  キャンドル−自然との共生・仲間と自分 「個人の想いを発表したり・・・」
21:00  就寝

--- 8月12日 ------------------
07:30  起床・集い 「もう最後の朝。恒例の大縄飛びだが・・・」
08:00  朝食
09:00  ASE-4 「最後は遠慮することなく見事成功!」
10:00  退所・那智参拝 「熊野古道に比べたら、こんな石段なんてへっちゃらさ!」
12:00  昼食
18:00  熊取着・解散 「元気な笑顔で無事を報告!」

 <8月9日・1日目>

事前の保護者説明会では、熊野古道を約5時間歩くことを伝えたが、
子どもたちには詳しく伝えないで欲しいとお願いしていた。
子どもたちは何も知らず遠足気分でいざスタート!
語り部さんが子どもの様子を見ながら説明といって休憩を取ってくれたので最後まで元気よく見事に完歩!

感動と達成感に浸るまもなく、テント設営と夕食の準備に・・・
学年縦割りのグループ編成だったが、5時間の絆は予想より深く、思ったより早くテント設営ができた。
夕食のちゃんこ鍋もほぼ全員がおかわり!お餅も大好評だった。

夜のプログラムでは、今日一日の心境を音で表現!
苦しさや楽しさ、達成感など非常に豊かな表現力で独創的な音を奏でた。

 <8月10日・2日目>

昨日の達成感が気分を高揚させたのか、朝からもハイテンション!

楽しくおにぎりを作って食べた後は、気分を落ち着かせお互いの存在を意識するように
コミュニケーションゲームでアイスブレイク。

コミュニケーションが深まったところで、創造力を働かせ「森のレストラン」。
その後は、チームワークと集中力でチームで2つの生卵立て。とても真剣に取り組んだ。
創造力と集中力を継続しカレーコンテストへ!これまた独創性の高いカレーができあがった。

ナイトハイクでは恐る恐る仲間と暗闇体験を共有した。前後の表情の違いがとても印象的!

 <8月11日・3日目>

子どもたちがとても楽しみしている川遊びの日である。
朝の集いからバディの練習を行い、自然の恐ろしさや仲間の命の大切さを理解した。

テントの撤収作業もスムーズに終わり、いざ川遊びへ!
浮き輪にのり流れてみたり岩の上から飛び込んだり、昼食は河原でチキンラーメンと川で冷やしたポカリスエットと
普段できない体験を満喫した。

午後からは道具を使ったASE。
非日常的な活動と困難な課題がストレスとなり、しかしそれをクリアした時の喜びはひとしおである。

夜は火を見つめながら自分の事、仲間の事について深く考える事ができた。

 <8月12日・4日目>

最終日の朝、全員の気持ちを一つに恒例の大縄飛び!
残念ながら記録は出なかったが、ASEファイナルのヒューマンチェアでは見事成功!
そこにお互いの遠慮はなかった。

退所後は、那智の滝と那智大社へ。
みんなの願いが叶いますように・・・世界遺産ややたガラスの神話などをディレクターが説明したのだが、
壮大な滝を見ても長い石段の登り坂を見ても、誰一人として動じる事が無い状況。
5時間完歩の自信と絆の深さは子どもたちの無限の力を感じさせた。

期待はずれというか予想以上の効果というか、やや複雑な感もあったが子どもたちの心身の成長を確信する事ができた。
しかし、最後の別れでは、親の顔を見てホッとして涙・・・
リーダーや仲間との別れを惜しんでの涙・・・まだまだ純粋な一面を見せてくれた。



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