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20 独立行政法人 国立青少年教育振興機構 国立能登青少年交流の家(石川県) 「SUMMER CAMP」
施設内及び周辺に加えて、所在地である羽咋市の自然環境や歴史・文化資源等を活用したプログラムを実施する2泊3日のキャンプ。

速報レポート2 SUMMER CAMP

活動日:2022年8月7日(日)~8月9日(火)2泊3日
活動場所:石川県羽咋市内
参加人数:29名(石川県及び富山県の小学校5~6年生18名、ボランティア及び職員11名)
活動内容:1日目

 アイスブレイク後、チームフラッグ作りを行った。チームフラッグは最終日のサイクルフォトロゲイニングで写真に必ず写すもので、チームのシンボル的存在として作った。フラッグには、チーム名とメンバーの名前、目当てや目標などを書き込んだ。大きくイラストを描くチームもあり、親しみのあるフラッグに仕上がった。



 サイクリングで海岸まで移動し、SUP(Stand Up Paddleboardの略称)体験と砂像作りを交代で行った。SUP体験では市民活動支援団体「長手島」に指導していただき、初めはボードの上に座るのがやっとだったが、次第にボードに立つことができるようになり、やがて思い通りに進むことができるようになった。「長手島」から上達が早いと褒めていただいた。砂像作りではチームフラッグに描いたキャラクターや交流の家のキャラクターを砂で立体的に表していた。




 星空観察会では、レンズ式とミラー式の2台の天体望遠鏡を使って交互にいろいろな星を観ることができた。初めに観た月は写真で見るよりもリアルにクレータやウサギの形が分かり衝撃を覚えた。ベガ・アルタイル・デネブ(夏の大三角形)に続いて、はくちょう座のくちばしに当たるアルビレオは、目で見るとひとつの星だったが望遠鏡では、はっきりと金色と青色の二つの星で成り立っていることが分かった。また、土星のリングや北十字星など、たくさんの星を講師の先生から教わり、観察できた。



活動内容:2日目

 羽咋市内の自然と歴史・文化資源をサイクリングして回った。初めは実際に宇宙に行って戻ってきたロケットを展示している宇宙科学博物館に行った。歴史民俗資料館では、考古資料、社寺関係資料、古文書などを見学し、羽咋の原始から現代までの歴史を知ることがでた。北陸最古の弥生ムラである吉崎次場遺跡弥生公園に移動し、弥生人の服装と言われる貫頭衣を身に着け弥生人になりきり、再現された住居跡を見学した。





 手もみ式とまいぎり式の二通りの方法で火起こし体験をした。交代で汗を流しながら摩擦熱で全てのチームが発火することができ、笑顔があふれた。まが玉作りでは、特別な力がもらえると信じて真剣に石をこすり合わせて独特な形を作った。最後にひもを通して首からぶら下げた際には、本当の弥生人になりきっていた。




 サイクルフォトロゲイニングは、時間内にできるだけ多くのポイントを回り、決められた写真を撮り点数を競うもので、どのように回れば多くポイントを獲得できるかチームで考えた。「体力のあるうちに遠くまで行こう」とか「熱中症にならないようゆっくり行こう」など一人一人が意見を出し合い、作戦を立てた。



活動内容:3日目

 これまでのプログラムは、次の3点を目指して行ってきた。
 ・サイクルフォトロゲイニングで熱中症等にならない。
 ・自転車の安全運転ができる。
 ・羽咋市内の地理的距離感をつかむ。
 これを踏まえて、「熱中症0 交通事故0 高得点」を合言葉にチームは羽咋市内に散らばった。2泊3日の疲労が多少あるようだったが、ゴール時にはチーム全員が大きな達成感を感じているようだった。







速報レポート1 SUMMER CAMP~Hakui City Cycling~
速報レポート2 SUMMER CAMP

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