NO団体名主な企画内容
50 NPO法人ナスク(沖縄県) 「オリジナルエークで大海原へ漕ぎだそう!!サバニ体験プログラム」
琉球列島で漁業で古くから使われている漁船サバニを、エークと言われているパドルで操る。エークは全て手作りし、世界で一つだけのオリジナルエークを持って、海に冒険の旅に出る。

速報レポート1

実地期間:2010年 8/29(日) AM9:00〜13:00
場所  :今帰仁村民の浜 
参加者 :幼1名 小学生10名 大人1名
活動内容

サバニ体験

※サバニ(沖縄独自の船) ・エーク(パドル)

8/22(日)に自分たちで作ったエークで実際にサバニに乗り、体験できるということで子供たちも早くサバニに乗りたい、カッコイイなど乗る前からワクワクしている様子でした。
このサバニは帆掛けサバニといって昔のうちな〜んちゅが漁で使用していた。帆掛けサバニは風の力を利用し進む漁船で、遠くは鹿児島の奄美大島まで漁を行いに行っていたという。
今回、そのサバニを貸していただけるのは、エーク作りも教わりにも行った株式会社海想というアウトドアショップで、今回貸していただけるサバニは手作りで、沖縄のサバニ大会でも優勝している世界一速いサバニを貸していただきました。
サバニを体験する前には、エークの漕ぎ方やサバニについての説明会もしていただきました。
エークの漕ぎ方の練習では、自分のエークを持ち指導者である森さんの話を聞き、手の動かし方などを習い汗だくになりながら練習していました。
この日も暑く、説明会、練習は休憩所で行いました。屋外で行うというこで参加者、スタッフも脱水、熱中症には十分気をつけてプログラムを進めました。
説明会では、自分たちも初めて聞くサバニのことで昔の沖縄のことを全然しらなかったことに恥ずかしさをしりました。
沖縄で生まれ沖縄で育った自分たちも、初めてサバニを見ることで昔の人々の生活の様子が少なからず想像できました。
参加してくださった子供たちもエンジンのない船で漁をしていたことにビックリしていました。
説明会、練習会が終わってからは安全面についての注意事項、ライフジャケットの着用の説明をスタッフで行いました。
サバニは7名乗りで、スタッフが2名参加者5名の2グループに分けて、1サークル15分ずつの交代で体験しました。
1グループがサバニを体験している間は、ニッパーボードに乗せて空いている時間を埋めていきました。
子供たちはサバニの速さにビックリした様子で、ニッパーボードに乗ると「遅いなー」「早く、サバニに乗りたいなー」などサバニに夢中になっていました。
また、参加していた保護者の方々も体験してみたいという方もいて一緒に体験しました。
初めて乗るサバニに感動し、子供たちより騒いでいたような気がします。
貴重な体験には、大人も子供も関係ないんだと認識しました。
サバニ体験が終わって弁当を食べた後は、今帰仁村の名産物であるスイカでスイカ割り大会も行いました。
ケガやズルをしないために子供たちにルールを決め、注意事項の説明を行って、盛り上りました。