NO | 団体名 | 主な企画内容
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3 |
NPO法人宇都宮子ども劇場(栃木県) |
「高学年夏キャン2011〜大人ヌキ! 高学年だけでダンボールハウスに泊まろう〜」 小学4年生以上を対象とした自ら作成したダンボールハウスで泊まる2泊3日のドキドキキャンプ。ダイナミックなクラフト工作で創造する喜びと、異年齢でのグループ活動から、年少者は年長者に学び、年長者は年少者を思いやる心を育む活動。 |
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速報レポート
日 時:平成23年8月24日(水)〜26(金)
場 所:宇都宮市森林公園キャンプ場(栃木県宇都宮市)
参加者:小学校4年生〜高校2年生 18人
外部スタッフ 5人
8月24日(水)
少し蒸し暑いけれどさわやかに晴れた初日。子どもたちは開会式を終えると、早速元気にダンボールハウスを作り始めました。実はダンボールハウス作りは、当団体の初夏の伝統行事。でも、今日は駆け回る小さい子どもも、口出ししてくるお母さんもいません。天気予報では夕方から雨、でも子どもたちは「これまでのノウハウを生かして、自分達だけで雨でも泊まれるいいダンボールハウスを作るぞ」と自信満々。今回は雨対策として、巨大なブルーシートを購入。タープ用の柱も用意しました。3つのチーム(男子2チーム・女子1チーム)に分かれて立派な家ができあがりました。
でも……。
夕方、家にいるお母さんたちから「宇都宮の市街地は集中豪雨! 警報が出ていて、風も強いよ。そっちも気をつけて」と次々にメールが入りました。そして、非情にも雨は降り出しました。不安を胸に、子どもたちは、ひとまずキャンプ場内の「自然の家」に避難。夕食を作って食べましたが、雨は激しさを増し、止む気配はありません。テントサイトの地表にも雨水が流れるような状態。
就寝時間となり、何とかダンボールハウスで寝たい子どもたちは寝袋を持って入って行きましたが、3つのダンボールハウスのうち、2つは、ダンボールが湿って崩壊寸前。青年たちの助言で、やむなく2グループは「自然の家」に宿泊することとなりました。
とはいえ、子どもたちは元気! 遅くまで、ゲームやトランプに興じていました。
いい家作るぞ〜
これが最後まで残った雨対策したダンボールハウス
激しい雨が……
「自然の家」で
8月25日(木)
朝は雨。ダンボールハウス2つは、無残にもつぶれていました。「ダンボールって、雨に弱いね」。1つだけ生き残っているダンボールハウスの住人たちは、誇らしげ。風向きを考え、巨大タープを上手に張れたのが勝因のようです。
日中は雨も上がりました。今日の目玉は、「ダンボール戦争」。これは3つのチームが陣地を作り、ダンボールで作った武器を使って、宝を奪い合うというオリジナルのゲーム。女子に限り、水鉄砲を使っていいというルールです。皆、武器作りに夢中に。
激しいバトルの後は、お楽しみのドラム缶風呂! 交代で入って、「気持ちいい〜」
女の子たちはいつの間にかダンボールを使って立派な「更衣室」を作っていました。
夕食後はみんなで花火。夜食に「トム・ソーヤ作品コンテスト」の副賞にいただいたチキンラーメンを食べて、大満足の子どもたちでした。
子どもたちはこの夜もダンボールハウスに泊まりました。つぶれてしまったダンボールハウスの子どもたちも何人か泊めてもらって、ギュウギュウで眠っていました。
チキンラーメン
8月26日(金)
曇り空。3日目となり、子どもたちは朝食時もほとんど喋らず、疲れ果てているよう。
そして、今日は、もしかしたら三日間で一番たいへんな、片付けの日。テントサイトにはグズグズに濡れてつぶれたダンボールの山が。中高生たちが、「がんばろう!」と声をかけ、みんなで端からダンボールをたたんで紐でゆわえていきます。しかし、大量のダンボールはなかなか片付きません。小学生たちがすぐに遊び始めてしまい、「ちゃんとやって!」と中高生たちが声を荒げる場面も。大きなブルーシートは、川で洗いましたが、乾かしてたたむのが一苦労です。
結局、片付けは、保護者が迎えに来る解散時間の11時となってもいっこうに終わらず、保護者の手も借りて、1時過ぎの解散となりました。
片付ける前にひと遊び……
濡れたダンボールは重いね
ブルーシート洗い
ダンボール運び
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