速報レポート ハチ高原4泊5日の自然体験日 時:5月20日 5月・6月・9月・10月
活動: ハチ高原4泊5日の自然体験(参加者144人,5月20日)
1.ハチ高原での自然体験:初日はネイチャーゲームで楽しもう 5月20日からハチ高原を舞台に4泊5日の自然学校です。初日はハチ高原の自然を満喫しながらネイチャーゲームをしました。「とんとんキャッチ」や「みんなで1kg」など楽しいものばかり。写真は「1本橋」の様子です。チームに出された問題どおり並ぶゲームです。しゃべってはいけないので,なかなか難しかったです。 2.2日目は氷ノ山登山にチャレンジ(5月21日) 2日目には,兵庫県で最も高い氷ノ山に登りました。今年は5月初めまで雪のため入山できなかったらしく,山頂へ向かう道は根雪がありました。約3時間30分かけて山頂についたときはうれしかったです。途中は暑かったのですが,頂上は寒く,カッパが防寒着になりました。高山植物やウグイス,郭公にも出会えてうれしかったです。 3日目は野外クッキングにチャレンジです。カレーづくりやシチューづくりを楽しみました。最初はうまく火がつかず,苦しんだグループもありましたが,みんなで協力するといつのまにか順調に!みんなでつくった料理はいつもよりおいしく感じました。 焼き板づくりにチャレンジしました。布で炭がつかないぐらいまでしっかりとこするのですが,これがなかなかうまくいきません。でもいっしょうけんめいこするうちにきれいな木目が出てきました。焼き板専用の絵の具で絵を描いたり,小枝をつけたりしました。予想以上のできあがりにみんな満足です。 4日目は,あいにく雨。でも森に入り,森の道場でアスレチックを楽しみました。森の木々が予想以上に雨をさえぎってくれたので,ロープわたりやターザンロープなどを楽しむことができました。 森の道場に続いてチャレンジしたのは,ツリーイングです。1本のロープを頼りに木登りをするのですが,これがとても楽しいのです。上手な子はどんどん登り,あっという間に10mの高さをクリアした子も多かったようです。 自然学校で学んだことを学校傍の「山根川自然大好き村」にいかそうと話し合った結果,まず生き物を調べ,低学年や幼稚園の子に伝えることにしました。 山根川には田植えの時期になると流れがはやいところができます。ゴミ拾いをした後,いかだ遊びをしました。スリルがあって楽しかったです。写真はゴムボートを利用したところです。たらい乗りにもチャレンジしましたが,これはとても難しかったです。 毎月1回,みんなで山根川のクリーン作戦をしています。これは平成19年から続けていることです。今年は雨や台風の影響で,山根川が増水することが多かったので,いつもより回数を増やしてクリーン作戦をしました。30分でゴミ袋がいっぱいになることも多く,もっと地域の方にゴミを捨てないでほしいということをPRしなければいけないことを実感しました。 昨年,数年ぶりに山根川で見られたホタルは,今年,さらに数を増やしました。6月中旬,子どもたちと地域の方を集めてホタルの鑑賞会をしました。ゲンジボタルをあちらこちらで見ることができました。 6月に田植えをし,観察を続けた紫黒米は10月中旬,稲刈りをしました。古代米である紫黒米は,通常の稲より背丈が高く,少し荒れた土地でも作ることができるらしいです。またポリフェノールがたっぷりと入っているので健康にとてもよい米です。この紫黒米を健康酢やおかゆにかえて被災地に届ける予定です。 今年は台風が多く,特に12号は山根川の棚田にも被害をもたらせました。写真のように川からたくさんのゴミが稲を倒してしまったのです。ちょうど稲に花が咲き,穂を実らせる時期だったのです。 10月,気温が下がり,アキアカネが山からおりてくる季節になりました。そこでとんぼ池を整備するとともに,市内でアキアカネをつかまえ,産卵させました。中旬にはアキアカネの仲間であるマユタテアカネがとんぼ池で自然に産卵しました。このとんぼ池は,5年生が3年生の時につくったものなので,みんな大喜びでした。 山根川のクリーン作戦様子やホタル,マユタテアカネが戻ってきたことを地域の方に伝えに行きました。地域の代表者も大喜びでした。 プログラム検索に戻る |