NO団体名主な企画内容
11 NPO法人 ふうき自然塾(千葉県) 「長期宿泊体験活動 ワンダーキャンプ 夏をまるかじり2012」
海・山・川での共同生活体験の中で子どもたちがプログラムを考え、全員の総意で実行する創造力と実行力を養う12泊13日間のチャレンジキャンプ。食事は地産地消をテーマに自ら食料調達に奔走し、キャンプ中の食料自給率を日本の食料自給率以上にすることを目指す!

速報レポート1

実施期間:8月8日~13日 
参加者 :小学生16名 高校生ボランティア4名 スタッフ4名 技術スタッフ4名 
活動目的

子ども達にとって一年で一番長い休暇、夏休み。そのうちの13日間を住んでる場所も年齢も性別も違う子ども達が一緒に多種な自然の中で共同生活をする。
海での体験、山での体験、川での体験、共同生活での体験、多種の体験を子ども達自ら準備をし、活動し、ふりかえりをすることで、楽しいだけでなく、困難なこと、困難を子どもたち同士で乗り越える経験や日常生活とは違い自然の中であえて不便なことにチャレンジしそれらを達成することで、子ども達の生きる力を育むことを目的とする。
ただし、サマーキャンプ等でありがちな、プログラムや特定の何かをすることが目的ではなく、子ども達が自ら考え、選択できるようキャンプをおこない、そのなかでの子どもたち同士のかかわり方や活動のすすめ方を大切にする。
サブテーマとしてキャンプ中の食事、食料について子ども達と話し合い、可能な限り地元の食材、地産地消を推奨し、体験活動として自ら食材調達に励み、自ら食料を得る喜びや苦労を感じることで日常何気なく口にしている食べ物の価値を知るきっかけを作ることをめざします。

活動内容

実施日1日目 8月8日 
参加者:小学生16名 高校生ボランティア1名 スタッフ4名 技術スタッフ2名 ※ほかに小学生8名中学生1名が4泊5日で部分的に参加
活動内容:関東各地から東京駅、横浜駅に集合。東京湾フェリー経由で宿泊地ふうき自然塾へ。この日は参加者の交流、アイスブレイクを目的にふうき自然塾地元の海浜プールであそぶ。また、この日から12日(4泊5日)までの間は地元の子ども達9名も部分的に活動に参加。初めて会う子ども達、一年ぶりに再会した子ども達とプールあそびを楽しんだ。プール後はさっそく明日からの活動やこのキャンプに期待することなどを話し合い1日目の活動を終えた。この日は全員宿泊施設にて就寝。この日は畑でジャガイモを収穫。
話し合いの結果は初めの4泊5日の間は活動ごとに4グループ程度に分けて、各自まずはやりたいことをやってみるということに決まる。


海浜プールにて

ジャガイモの収穫

みんなで話し合い


みんなで話し合い

実施日:2日目~5日目 (8月9日~12日)
主な活動:
この日から活動ごとにグループに分かれての活動となった。
海・川での活動:磯で小魚や貝をつかまえ、また海釣りではエサも現地調達し、サバやハゼ、ベラなどの魚を捕獲。早朝の地引網に参加し地元漁師から漁業の今昔物語を聞く。近くの川でアユやウグイなどの川魚を釣りや投網で捕獲。
つくる活動:竹林から竹を切りだし食器や箸を作る、海水を煮詰めてつくる塩づくり、ピザづくなど。
日常の活動:まき割、ドラム缶風呂、朝昼夜の食事作り、朝学習、海浜プールあそびなど

確保できた食材:8月9日サバ5匹、ハゼ8匹、ベラなど多数(海釣りにて)トマト(畑にて)8月10日アユ5匹ウグイなど多数(川釣りにて)ワカシ1匹(海釣りにて)8月11日塩(海水から)イノシシ肉・シカ肉(地元猟友会差し入れ)8月12日イナダ、マダイ、アジイワシなど多数(地引網にて)

活動の様子:
1日目の話し合いの結果から上記の活動をグループごとにおこなった。このキャンプのひとつの目標、参加者自身で1日のスケジュールを考えるということから、子ども達が積極的に話し合いができるようにスタッフ、ボランティアも一緒に話し合いに参加し、話し合いの交通整理をした。その際各スタッフにはアドバイスのし過ぎには注意するようにした。この期間は陽射しがつよく、気温も高かったことから、前日に決めた活動にとらわれすぎて、熱中症などにならないように気をつけた。実際、暑すぎてプールあそびに変更する日が複数あった。
また、夜には活動ごとに今日一日の活動内容を発表会する場をつくり、その日できたこと、できなかったこと、明日の目標や次に同じ活動をする人へのアドバイスなどを話し合った。


竹取り・竹細工

竹の器でいただきます

ウグイ釣り(川釣りにて)


魚捕獲(地引網にて)

魚の調理

魚の調理


ドラム缶風呂沸かし

夜ごとに活動別に発表会

実施日:6日目 8月13日
参加者:小学生16名 スタッフ4名 技術スタッフ2名
活動の様子:
この日はキャンプ中日と設定し、休息や洗濯、片付けや明日以降の活動を考える時間として主な時間を過ごした。
夕方からは夕涼みと夕食を兼ねて近くのマザー牧場へでかけた。芝生の広場であそび、夕食はジンギスカン食べ放題を味わい、花火鑑賞と、チャレンジキャンプとは若干かけ離れてしまったが、リフレッシュとなる一日を過ごした。子ども達にとってはとても思い出深い1日となったようで、最終日の感想にはこの日の思い出を語る子どもが多くいた。 


みんなで鬼ごっこ

ジンギスカンナイト



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