NO団体名主な企画内容
36 NPO法人 こどもとむしの会(兵庫県) 「第4期 佐用町昆虫館 こども昆虫道場 めざせ未来の昆虫博士!」
活動毎にテーマを決め、昆虫の生態や生活史を学び、昆虫採集・標本づくりを行うことで目的意識を持った体験となるよう工夫された企画。普段は気付くことなく見過ごされている昆虫に触れ、体で自然を楽しむ体験が、自分たちが暮らす環境への気づきとなる体験を目指す。

速報レポート1 「開講式」「チョウのお話」

日時  5月26日(日)お天気 晴れ
参加者 小学生18人 保護者16人 スタッフ8人

 こども昆虫道場も今年で4年目になります。今年はメディアに取り上げて頂いたせいか、定員を上回る申し込みがあり、厳正な抽選の結果、20人の受講生でスタートすることになりました。受付は10時20分からで、受付を済ませ、配布物を受け取り着席してもらいます。スタディーラボも手狭に感じられます。

 内藤道場長のお話
「昆虫は何種くらいいるでしょうか?」道場長のお話はこの質問から始まりました。「百万種」との答に、お話は続いていきます。名前が付いているだけでも百万種。主な昆虫は4種あり、それはチョウ・甲虫・ハエ、カ・ハチです。昆虫は体を小さくして環境に適合した進化をしていきました。人はたくさんいても1種です。そして昆虫とは正反対の進化を遂げ、環境を変える能力を身に付けた生き物です。この講座は昆虫のお話を5回にわたり、テーマ別に観察していく講座です。皆さん楽しく採集や標本作りに頑張って下さい。

チョウのお話
本日の講師は大谷剛先生(兵庫県立大学名誉教授)チョウの鱗粉についての詳しいお話です。チョウの翅は細かい粉のようなものが付いていますが、よく見ると、それは規則正しく鱗のように並び、まるで山下清のちぎり絵のようです。大谷先生の結論は、鱗粉はクモの巣にかかっても、鱗粉だけ残し身を守るために身に付けたチョウの仲間の特徴だそうです。





実際にチョウの採集・観察に出掛けます
さて、どれくらい採れるでしょうか。今日は神戸新聞から取材にいらした大山記者も同行です。どんな記事が載るのでしょうか。



お昼からは採れたチョウの名前調べと標本作りです
ヒメウラナミジャノメ・モンシロチョウ・モンキチョウ・ツマグロキチョウ・ヤマトシジミ・ムラサキシジミ・カラスアゲハ、クロアゲハ・アオスジアゲハ・ツマグロヒョウモン・コミスジ・サカハチチョウの12種が採れました。
本日の優秀賞は5種7匹採集した橋居君でした。
標本作りはテンヤワンヤの大騒動です。本日の一日館長、副館長も総出で対応してもらいました。中学生になったルリ坊もインストラクターとして指導に参加してくれました。




おやつのクッキーを食べながら紙芝居
日本の伝統文化の紙芝居はお菓子を食べながら見ます。今日のおやつは河村さんの差し入れのクッキーです。紙芝居は「アゲハチョウ」です。




速報レポート1 「開講式」「チョウのお話」
速報レポート2 「トンボのお話」

プログラム検索に戻る