
NO | 団体名 | 主な企画内容
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25 |
白川村立白川中学校(岐阜県) |
「自分たちの手で守ろう世界遺産!」 地域の誇りである世界文化遺産の「合掌家屋」に使われる茅を刈り、屋根を葺く伝承活動を通して郷土の文化遺産を守る意識を高め、また地域の方と共に郷土のために働くことで、地元に受け継がれる「結い」の精神を学ぶ体験活動。 |
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速報レポート1
日 時 10月22日(火)
場 所 白川村飯島吉原谷茅場
参加者 生徒63名・保護者7名・教師11名
協力者 明生長寿連合会他4名
荻町自然環境を守る会2名
白川郷かや屋根技術舎1名
プログラム】
8:20 白川村役場出発
8:50 吉原谷茅場到着
9:00 始めの会(生徒会執行部)
始めの言葉
指導者のお話
茅の種類には大きく分けて2種類あること、自分たちが今日1日精一杯刈っても有名な和田家の屋根葺きにはとうてい及ばないことを知り、世界遺産を守っていくためには大きな労力が必要なことが理解できた。また、実際に茅の刈り方を教えていただいた。昨年度は刈った茅を立てておいたが、風で何回も倒されていたので、束の上の方を縛ると茅の下が広がり立ちやすいことも教えていただいた。
9:10 作業開始
茅場に入り茅刈りスタート。ここ3年茅刈りが実施できているので、3年生は慣れているので、どんどん茅を刈っていきます。チームワークよく茅が立っていきます。2年生も負けまいと茅場の奥深くまで刈り進めていきます。1年生は茅の高さに、なかなかうまく茅を縛れず悪戦苦闘しています。例年よりも作業のペースは速いようです。
12:00 昼食・休憩
天候がよく気温が高いため、かなりハードでしたが、生徒たちはまだまだ元気です。
12:50 作業開始

今年は茅場に立てる茅とは別に、学校にも茅を立てるために軽トラいっぱいに茅を積んで運搬しました。

残りの茅を立てたりしながら、「にゅう」と言われる茅の塔があちこちに立っていきます。

さぁ最後の力をふりしぼって、がんばっています。
14:00 終わりの会
みんな疲れていますが、精一杯働いたことに満足しています。茅刈り体験の感想を発表し、指導者の方に御礼をして茅刈り体験を終えました。心地よい秋風ふく帰り道、自分たちが立てた茅を眺めながら、自分たちでやり切った思いからか自然と笑顔になる生徒たちでした。
生徒の感想
- 初めてやって,簡単かなと思ったけど,実際にやってみると,茅がちゃんと立つように下をそろえるのが難しかったし,余計な雑草をとるのが大変でした。でも班のみんなと協力してできて嬉しかったです。
- 最初は簡単だと思っていたけど,縛るのが特に難しかったです。自分たちが刈ったのが使われて嬉しいです。
- 貴重な体験ができました。僕たちの刈ったかやは,屋根に使われるかやの何分の一かもしれないけど,僕たちの刈ったかやが使われると思うと嬉しかったし,力になることができてよかったです。
- 茅刈りを終えて、すごく疲れました。自分の刈った茅が文化遺産の一部になるって思うとうれしいです。やっている時に友たちが「もういやだ」って言いながらも、茅がきたら一番にしばりに来ていたので、いい姿だと思いました。
- 今回の茅刈りは、もうやることがないかもしれないと思い取り組みました。昨年や一昨年よりも多く動き、多く刈る事ができました。そして、茅刈りを一緒に手伝って下さった保護者や指導者の方々が忙しい中、来て下さり本当にうれしかったし、自分たちで刈った茅が世界遺産の合掌に使われ、貢献できると思い取り組みました。白川村ならではの体験ができたと思います。
茅刈り体験を終えて
白川村の生徒であっても、3年生は一生で最後の茅刈りになる生徒もけっして少なくないであろう。そう考えるとこの体験活動は非常に重要である。
生徒の反省からは、単に作業の大変さだけでなく、自分たちが世界遺産を守るための取り組みの一部を担ったという満足感が垣間見られる。こうした体験が、身近な世界文化遺産である合掌造り集落を受け継ぎ守り育てるという意識に確実につながっていると実感できた。生徒にとっても充実した1日になった。
■別年度のレポート
2012年度 茅刈り体験 実施レポート
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