NO団体名主な企画内容
21 法政大学大学院 地域創造システム研究所(東京都) 「児童と地域住民で冒険!~里山ウォーキングマップ作り~」
広島県の小学校の子どもたちが各学年のテーマに基づき、地域住民と一緒に歩きながら、季節の草木の特徴や川の生物等を探索。そして発見したものを記し、子ども目線にこだわった春夏秋冬のわが町マップを作成。

速報レポート1

日時:6月13日(金)10:30~12:20
   6月19日(木) 10:30~12:20
場所:広島県熊野町熊野第二小学校区内
   6月13日:新宮地区中央から北側
   6月19日:新宮地区中央から南側
参加者数:6月13日  地域の方 3名  児童数 35名  先生 4名
     6月19日  地域の方 3名  児童数 35名  先生 4名
大野校長先生からのメッセージ

自然に触れ,自然災害への主体的な行動が取れる児童を育てて行きたい。また,地域の方々との交流を活発にしながら,地域の防災意識 高まることを期待している。

活動の目的

2014年度熊野第二小学校での年間行事として取り組んでいる『里山ウォーキングマップ作り』。文部科学省の学習導要領に沿う学年ごとのテーマを考えながら自然探検し、限られた授業時間で「生きる力」を育み、さらには地域住民との交流を図ることを目的としとしている。また、全児童で、危険個所や災害時に避難できる安全な場所を探し、マップに記入することにより、町を訪れる観光客の防災にも役立てたい。

学年ごとのテーマ

1・2年生)四季の花鳥風月:ウォーキングコースにある草木を調べよう。
     季節によって咲く花や飛来している鳥も見つけてみよう。
3・6年生)地域の歴史や文化:神社仏閣を再発見しよう。祠もいっぱいあるよ。
     地域の歴史研究家から歴史を学ぼう。お祭りにも参加しよう。
4・5年生)地域の防災と環境: 地域の方から自然災害の体験談を聞こう。
     川の生物・天然記念物・キララ水などを探索しよう。
     昔に比べてどう違うのか地域の人に聞いてみて。

共通テーマ

コース沿いにある危険箇所を見つけ、災害時避難できる安全な場所を探そう。
1回目)風水害時をイメージして歩こう
2回目)地震と大雪をイメージして歩こう
3回目)パンジーの家は災害時大丈夫?

1学期は、1・2年生が地域住民と自然探検をしました!

活動内容

まずは地域探検をしました!自然観察で子供たちは色々なものを発見!!


広い田んぼがいくつもあるよ

オタマジャクシを見つけたよ

その他にも、
『山が見えるよ』
『虫を見つけたよ』
『大きな長いヘビがいたよ』
『亀が歩いてた』
『バッタとか虫がいっぱいいたよ』
『初めての道だよ』
と、子どもたちの歓声は鳴りやみませんでした!!!
最初は、子供達の無邪気さに目を細めて温かく見ているだけだった地域の方も、『大きい大きい木を見つけたよ』と児童が話しかけると『それは山桜だよ』というやり取りも始まり、段々打ち解けてきて下さいました。

『校歌に出てくる山があるよ。竜王山があれだよ』と教えてもらうと、皆が校歌を口ずさみ始めました。「♪大空に そびえてたてる竜王の 高きを仰ぎ~♪」

『もう一つ,校歌に出てくる川がこれだよ。昔,おじちゃんが子どものころよく遊んだところだよ』「♪山きよく 川音さけく~♪」

「見つけたよ!」と言って持ってきてくれたのは,大きな石でした。学校の近くの山から,大きな石がごろごろ出てきたのには,驚きました。こんなに沢山ありました。

 一学期二回の自然探検で、子どもたちは,絶え間なく驚きと喜びの声を上げていました。知らなかったことを地域の方々がしっかりと教えて下さり、自分達の住む町の草木や春から夏へと移り行く季節に咲く花や生息する虫をしっかり学習できました。
 その学習効果もあってか、児童は花鳥風月に敏感になりました。後日、1年生の教室のベランダに「こしあかつばめ」が止まりまったのを1年生が見つけて,先生に報告。目の前のツバメを息をのみながらみんなで観察しました。「クルクル動く頭がかわいかった。」など,感想がいっぱい出てきたのも、自然探検の成果です。




 そして、一学期の終わりには、見つけたことをまとめる学習もしました。




見つけたことをみんなで地図にはっていきました。たくさん見つけることができました。 次は,2学期に探検します。「1学期の様子と2学期の様子を比べると,どんな違いがあるかな?」と,みんなで楽しみにしています。











速報レポート1
速報レポート2 自然探検に向けた防災教室
速報レポート3 2学期に4・5年生が地域住民と自然体験をしました!

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