NO団体名主な企画内容
21 法政大学大学院 地域創造システム研究所(東京都) 「児童と地域住民で冒険!~里山ウォーキングマップ作り~」
広島県の小学校の子どもたちが各学年のテーマに基づき、地域住民と一緒に歩きながら、季節の草木の特徴や川の生物等を探索。そして発見したものを記し、子ども目線にこだわった春夏秋冬のわが町マップを作成。

速報レポート2 自然探検に向けた防災教室

日 時:2014/08/17AM10:25-11:30
場 所:広島県熊野町東公民館
参加者:(子供)1-6年生112人
    (大人)地域住民16人、学校関係者:7人
講 師:徳島大学大学院 三神厚准教授
    防災士 中井佳絵

夏休み終盤の8月17日、熊野第二小学校の登校日を利用して、全学年参加の防災教室を実施しました。学習指導要領で防災を4年生、地域環境を5年生が学習することになっており、4,5年生は二学期に、地域住民と自然環境や災害危険箇所&安全な避難場所を見付ける里山ウォーキングをする予定です。里山が広がっているということは土砂災害と隣り合わせの学校区。過去に土石流や崖崩れで人的被害もあったので、児童全員に関わってくるお話です。他の学年にも、里山ウォーキングで学年テーマを発見すると同時に、自然は恵みと猛威が隣り合わせのという事も体感してほしい。通常授業に影響しない夏休み登校日に、全校児童を対象に開催しました。



一学期に里山ウォーキングへ参加して下さった地域住民を中心に、大人16人も加わり会場は満席。防災教室は、講師に防災士の中井佳絵さんを迎え、「災害メカニズムを知って避難方法を考えよう」と題して始まりました。内容は、地震・津波・風水害について。パワーポイントのスライドを見ながら、自然災害のメカニズムについて学びました。スライドにはアニメーションが駆使され、低学年でも分かりやすい内容。クイズや津波原理模型などを使った実験も交えての学習で、児童達は飽きることなく、あっという間の一時間でした。



児童と地域住民は、災害によって避難方法や避難場所を変える必要性を知りました。また、どんなところにポイントを置いて自然探検をし、マップ作成の為の取材はどうすれば良いか等も、事前学習。

更にこの後、地域住民の皆さんには、地盤工学が専門の徳島大学大学院・三神准教授の講義を受けてもらい、地域の災害リスクについて考えて頂きました。地域の方々は、4、5年生の里山ウォーキングでの交流に役立つ内容も多かったと満足された様子でした。



二学期はいよいよ4年~6年生も自然探検を開始します!秋の里山ウォーキングで、児童が何を発見し、どのようにマップ作成をしていくのか楽しみです。ウォーキング実施日に、秋に多い台風が来ないことを祈るばかり!!



速報レポート1
速報レポート2 自然探検に向けた防災教室
速報レポート3 2学期に4・5年生が地域住民と自然体験をしました!

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