「ぼくらの夏休み 日の出を見に行こう!」 2004年8月21日(土) 22日(日) 報告レポート第1弾 『企画立案からトム・ソーヤースクール企画コンテスト入賞までの道のり』 昨年の試み、反省 2003年夏休み、初めて子ども対象の宿泊企画を実施した。小中学生を募集したが実際の参加は低学年中心となった。また実施内容を欲張りすぎて、参加した子どもたちは楽しかったが、スタッフへの負担が大きすぎ、また、テーマがぼやけてしまうなど反省が多い内容となった。 2004年は・・・ (1)テーマを絞って目的を明確にしよう! (2)地域の特長を活かしたプログラム (3)スタッフの負担が大きすぎないような工夫をしよう! 「日の出を見に行こう」概要案の決定 (1)(テーマを絞る)日の出を見に行こう! (2)(地域の特長を活かす)「産直の家」の立地条件 子どもたちの自然体験の減少が指摘される昨今、日の出を見たことのない子どもたちが非常に多いとニュース等で発表されたことがあった。 ちばコープが所有している大きな田舎家「産直の家」は太平洋に面した九十九里浜まで四㌔弱という絶好の立地条件!太平洋なら日の出が見られるじゃないか!四㌔弱なら歩けるじゃないか!みんなで暗い中を出発し、だんだんと白んでくる周囲の色の移り変わりや鳥たちのさえずりなどを、ぜひ観察したい!と、「日の出を見る」ことにテーマを絞り企画を検討していくこととした。 (3)(スタッフの負担の軽減) 低学年は保護者同伴、保護者は低料金で参加し、サブスタッフとしてサポートをしていただこう! 4年生以上は子供だけの単独参加を受け入れるが、3年生までは保護者に同伴をしていただくこととした。また、せっかく参加してくれる保護者の皆さんには子どもよりも低額の参加費を設定し、サブスタッフとしてサポートをしていただくことにより、スタッフの負担軽減と保護者の皆さんに積極的な参加をしていただくことにした。 「日の出を見に行こう」実施の決定 2004年5月14日 プログラム会議にて、いくつかの問題点が挙げられた。
プログラム案・タイムスケジュール案の検討〜概要決定 2004年6月9日 「産直の家」にてPWプラスONEのメンバーと現地打ち合わせ ・企画の目的などを説明し、依頼内容を確認。 ・産直の家から海岸までの道を確認。 ・トイレを借りられるコンビニの確認。(早朝移動時の) ・駐在所にも挨拶に伺うが、不在。 <予算組み> 実施時期と募集案内掲載の時期の問題で企画コンテストで支援していただけるかどうか分からない状況での予算組みだったので、支援していただけない場合も想定して内容を検討。 Ex.海岸から帰るときのバスは支援していただけない場合はキャンセルをしてスタッフの車でピストン輸送にする。 <募集案内掲載の手配> <応募の受付等> 応募状況 小学生 20人 保護者 12人 計 32人(7月5日現在) ※2家族のキャンセルがあり、 小学生 17人 保護者 10人 計 27人 (7月27日現在) 企画時には予想外だったこと (1)参加保護者の人数 保護者の参加はそれほどないと思い、5人として計算していたが、4年生以上の保護者がつかなくても受け入れ出来る子供にも保護者の参加申し込みがあった。 理由を考えてみると… ・大人にも魅力のあるテーマだった? ・大人の参加費を低く設定したので,参加しやすかった? ・ただの参加者ではなく、サブスタッフとして一緒に企画を作り上げることに魅力を感じた? (2)内容よりも父親と子供の時間 (3)ソーセージ作りやカブトムシ探しにも興味 後日、参加保護者から参加の動機の聞き取りをしてみると... ・海岸の日の出を見たことがないので。 ・家族旅行ではなかなか出来ない体験なので、子供にとってもお父さんとの良い思い出になると思い申しこみ。 ・楽しい夏休みの思い出になりそう! ・日の出を見るのもカブトムシを探すのも初体験なので。 ・カブトムシが大好きで、ソーセージを一度作ってみたかったので。 ・産直の家に泊まって自然に親しむなんてなかなか出来ることではないのでいい経験になると思って! ・ソーセージ作りをしてみたい。 ・仲良し3人組の更なる友情を深め、新しい仲間と新しい体験をしてほしい。 ・海をなかなか見ることが出来ないので、海、日の出…を見せたい ・普段、あまり体験できないこと。自然の中で父親と思い切り楽しめればと思い参加を希望。 準備を進めている中でトム・ソーヤースクール企画コンテスト入賞!! 日の出を見に行こう! 実施レポート(1) 日の出を見に行こう! 実施レポート(2) 日の出を見に行こう! 実施レポート(3) プログラム検索に戻る |