NO団体名主な企画内容
10 NPO法人 冒険の鍵クーン(秋田県) 「あきた野生生物ジュニアレンジャーキャンプ2016」
野生動物や自然環境について、クマ研究者や鳥獣センターのレンジャーの協力のもと、センサーカメラと暗視スコープを使って科学的根拠を理解する。また現役のマタギの協力による、森歩きや伝統的な獣肉食の体験で、文化的な価値の継承を学ぶ企画。

速報レポート1

実施期間 2016年8月6日(土)~8日(月) 2泊3日
活動場所 秋田 森のテラス
     秋田県立奥森吉青少年野外活動基地
     環境省森吉山野生鳥獣センター
参加人数 中学生 1名(8/6のみ)、小学生 23名、大学生ボランティア 5名
     環境省アクティブレンジャー 1名、NPO会員 1名、スタッフ 3名
     計 34名
実施プログラム

8/6 午前/集合(秋田駅・大館駅)~移動~昼食
  午後/畑で収穫体験(森のテラス)~テンティング
  夕方/シカ肉解体~BBQクッキング~夕食
  夜 /シャワー~暗視スコープで夜の森を見る~就寝(以上 野外活動基地)
8/7 早朝/バードウォッチング~仮眠
  午前/朝食~センサーカメラSD回収~画像解析~昼食
  午後/フィールドサイン探し~人・動物がこのエリアに現れる理由まとめ作業
  夕方/クマ鍋クッキング~夕食
  夜 /シャワー~就寝(以上 野外活動基地)
8/8 午前/朝食~荷物整理~ソーセージ作り
  午後/昼食~人と動物の遭遇事故がこのエリアでは起きない理由考察~
     野生鳥獣センターにて今回気になった動物の資料調べ~移動~
     解散(秋田駅・大館能代空港・大館駅)

活動内容

 ・畑で収穫体験:
 地域の子供たちが育てた野菜を分けていただき収穫しました。
 ・テンティング:
 3日間の拠点となるテントをグループで協力して設営しました。
 ・シカ肉の解体:
 北海道でのシカとヒトとの状況を聞いたのち、後足1本をみんなで解体しました。
 ・BBQクッキング:
 解体したシカ肉と収穫した野菜でBBQをいただきました。
 ・暗視スコープ:
 暗視スコープとバッドディテクターを用いて、夜の森の野生生物を探しました。
 コウモリを数頭確認できました。
 ・バードウォッチング:
 早朝に森沿部を散策しながらバードウォッチング。
 鳴き声のみならず、双眼鏡やフィールドスコープで野鳥の姿を捉えることができました。
 ・カメラSD回収:
 6月から森に仕掛けておいたセンサーカメラのSDを回収しました。
 ・カメラ画像解析:
 回収したSDの画像を解析しました。
 キツネ・タヌキ・ネズミ・アナグマ・ツキノワグマが写っていました。
 ・フィールドサイン探し~動物、人がこのエリアに現れる理由まとめ:
 グループごとに、理由の仮説を考えてから森へもどり、その証拠を探しました。
 その証拠に基づき実証された理由を模造紙にまとめグループごとに発表しました。
 ・クマ鍋クッキング:
 地域の伝統食であるクマ鍋を、マタギさんのレシピを教わり、その方法で鍋にして食べました。
 ・ソーセージ作り:
 獣の肉のみならず内臓も利用してたべるため、ソーセージとフランクフルトを作りました。
 ・遭遇事故が起きない理由考察:
 ソーセージとパンの昼食をとりながら、みんなで、なぜこのエリアでは、ヒトとクマとの遭遇事故が起きていないのか考えました。
 ・鳥獣センターで調べ:
 3日間過ごす中で出会ったり知ることのできた野生生物のうち、気になる動物について、鳥獣センターの解説を各自で調べました。

まとめ

 例年になく天候に恵まれた三日間で、予定したプログラムのほとんどを実施することができました。今年は、この地域に限らずクマの出現情報が増えている中での開催だったため夜の森の奥へ入ることはできませんでしたが、フィールドには多くの新鮮な痕跡が確認され、あらためて野生生物との距離がたいへん近い地域であることを認識しました。そんな実感を踏まえて、プログラムでは”遭遇事故が起きていない不思議”=”共存のためのヒント”を参加者とともに考えることができたことは、たいへん有意義であったと感じています。
 今後、秋~冬にかけてフォローアッププログラムの開催を予定することにしました。
 今回も、保護者の皆さま及び地域の皆様にはたいへんお世話になり心より感謝申し上げます。


テンティング

シカ解体

BBQ


バードウォッチング

SD回収

画像解析


画像解析

フィールドサイン

まとめ


まとめ

クマ鍋

ソーセージ


鳥獣C



■別年度のレポート
2017年度 あきた野生生物ジュニアレンジャープログラム「クマ班」2017 ~クマとばったり出会わないために~ 実施レポート

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