NO団体名主な企画内容
15 NPO法人 つくば環境フォーラム(茨城県) 「田んぼビオトープをつくろう!」
沢水だけで無農薬の米作りをおこなっている筑波山麓のフィールドで、田んぼの生き物調査を実施することによって、人と自然のかかわりを体験し、理解する自然体験活動。

「田んぼビオトープをつくろう!」 Ⅰ・生きもの観察会 [7/28]

 日  時:平成19年7月28日(日) 10:00〜15:00
 場  所:谷津田
 参加者:大人15名、小学生18名、幼児1名、講師3名、スタッフ9名

 <活動の流れ>

08:45  スタッフ集合、物品準備、食事準備。
.       バスで参加者迎え:松代→クヌギの森→大穂庁舎→神郡谷津田
09:40  参加者到着。受付け開始。
.       子どもたちに活動できる服装を準備させる。
10:00  活動開始あいさつ。講師紹介。活動内容説明。
.       活動中の注意。(水分の補給・日よけ対策など)
.       生きもの採集のポイント説明。(陸生昆虫と水生昆虫)
.       子ども4〜5人にスタッフ2人がついて活動開始。
.       チョウ・トンボ・甲虫・水生昆虫など大まかに分けて採集する。
.       なるべくたくさんの種類を採集することを目標にする。
12:00  沢水や井戸水で手足を洗って昼食。(散らし寿司・ごま豆腐・お漬物)
13:00  採集した生きものを分類して、講師の先生から説明をうける。
.       生きものと環境とのお話。
15:00  スイカと冷やしたゼリーのおやつを食べて、帰りの支度をする。
.       バスにのって帰途につく。



 <気付き、感想、反省点など>

・朝から雲ひとつない快晴で、谷津田からは筑波山がきれいに見え、たんぼの稲も開花がまじかであった。
・非常に暑い日であったが、5・6年生の男子が中心の子どもたちは体力がありとても熱心に夢中で採集していた。
 冷たい沢水や井戸水での水遊びが楽しそうであった。
・今回の生きもの観察会は、8月末に予定している谷津田での生き物観察の場の
 整備としてのビオトープ作りに先立って、生息種の調査を兼ねていたが
 この時期、タガメとクロゲンゴロウは見られなかった。
・谷津田の再生事業の一環としての里山の生き物保全活動を、次世代を担う子どもたちとともに行なうことは
 かねてからの目標であり、トムソーヤー助成金によって「谷津田は、ぼくらの生きもの天国」活動を
 継続して実施でき参加者が毎年増えていることは、非常に大きな成果だと考えている。
 谷津田で、たくさんのいきものと出会ったことのある子どもたちをこれからも増やしていきたい。



田んぼビオトープをつくろう! 実施レポート(1)
田んぼビオトープをつくろう! 実施レポート(2)

■別年度のレポート
2006年度 谷津田はぼくらの生きもの天国 実施レポート
2005年度 学校と里山を結ぶ こどもワンダーランド作戦 実施レポート

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