NO | 団体名 | 主な企画内容
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北広島町立芸北小学校(広島県) |
「「せどやま教室」」 総合学習の時間を利用し、木が資源となり環境保全になることや、木を販売して地域通貨「せどやま券」をもらい、地域活性化につながることを体験する「芸北せどやま再生事業」について学ぶ活動。 |
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速報レポート2 「せどやま教室」1回目
活動日時 平成29年6月20日(火) 9:00~12:00
活動参加者 芸北小学校5年生10名,6年生12名 計22名
「せどやま再生事業」を手掛ける「せどやま再生会議」の皆さんら6名
保護者サポート隊(芸北小学校PTA)5名、芸北小学校職員5名
「せどやま再生事業」との出会いから10日後。
わたしたちは念願の「せどやま」にやってきました。
ここで年間3回(6月,10月,11月)に渡って「せどやま教室」は行われます。
今回はその第1回目。
今回は,何も分からない私たちのために6年生のみんなが活動をサポートしに来てくれました。
なんとこの6年生12人は,昨年の「せどやま教室」で,1時間の制限時間内に約1.5tもの木を切り出したらしいのです。
わたしたちも6年生みたいな「協働パワー」で,たくさんの木を運び出したい!
そしてたくさん「せどやま券」をゲットしたい!
でも,あせりは禁物。
安全・安心をつくりだすのも大切な学習です。
おそろいの「つなぎ」に長靴をはいて,手にはゴム手袋,ヘルメットもかぶって作業をします。
白川先生からは,行動面で気を付けることをしっかり教えていただきました。
まずは,木を切り倒します。
さすがにこの作業は,わたしたちには無理なので,せどやま再生会議のメンバーの方にやっていただきます。
わたしたちはメンバーのみなさんのことを親しみを込めて「せどやまさん」と呼んでいます。わたしたちが「せどやま教室」に参加できるも,多くの「せどやまさん」のおかげなのです。
おうちの方々もボランティアでわたしたちが安全に安心して活動できるようにと「見守り隊」として参加して下さいます。たくさんの大人に見守られながら,でも,必要以上に頼ることなく,わたしたちは木を切り,運び出します。
まずは,のこぎりで木を規格の1.8mの長さに切りそろえます。
のこぎりの使い方が分からなければ,自分たちからせどやまさんや,見守り隊の保護者の方のところへ行き「教えて下さい」とお願いをします。自分からすすんで動く。これもわたしたちにとっては大切な学びです。
切り方を教わり,少しずつ上手になっていくにつれ,作業スピードも上がっていきます。
そして軽トラックまでみんなで協力して運んでいきます。
なかなか重たくて運び出せない大物もありました。
そんなときには,みんなでアイデアを出し合いました。
そして,せどやまさんにお願いをしてロープを貸してもらいました。これで大物にチャレンジです。
軽トラックの下までは運び出すことができました。
でも,ここから荷台に積み込むのがまた一苦労。
ここでもみんなでアイデアを出し合いました。
木でレールを作って,上から引っ張りあげるのです。
1時間の時間制限の中,こんな感じで軽トラック3台分に木を積み込むことができました。
さっそく運び出した木を,せどやま市場へ持ち込んでもらいました。
いったいどれだけ運び出せたのだろう。少し不安も感じながら,わたしたちもせどやま市場へ向かいます。
いよいよ重さをはかります。
さていったい何キロあるんでしょう。
そしてどれだけのせどやま券をゲットできるのでしょう。
ドキドキです。
結果を発表してもらいました。
わたしたちの運び出した量は約970kgでした。
6年生に手伝ってもらったのにもかかわらず,それでも1tにもおよびませんでした。
自分たちなりにはがんばったつもりだったので,この結果には少し残念。
でも,まだまだ「のびしろ」があるということ。
次回は10月。今度は6年生はいません。わたしたち5年生だけでがんばらなければなりません。
それまでにしっかりと今回の活動を振り返り,次回の活動までにたくさん作戦を考え,少しでも6年生の「協働パワー」に近付けるようにがんばりたいと思います。
「せどやま券」をいただきました。
残念という気持ちもありながら,
でも,自分たちのがんばりがこうして形になるとなんだかうれしいです。
今回のせどやま券は,お世話になった6年生を招いて,ちょっとしたありがとうのパーティーを開くために使おうかと考えています。名付けて「せどやまパーティー」。
パーティーも楽しみですが,わたしたちが手にした「せどやま券」でお買い物をすることで,少しでも芸北の経済を盛り上げることができるということも,少し大人になった気分を感じられてうれしいです。さらに芸北の山がきれいになるのなら一石二鳥,いや,薪になり,エネルギーを地産地消できるから一石三鳥です。
速報レポート1 「せどやま再生事業」との出会い
速報レポート2 「せどやま教室」1回目
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