NO団体名主な企画内容
4 NPO法人 どんころ野外学校(北海道) 「どんぐり冒険隊2017 夏の冒険キャンプ ぼくらのひみつ基地大作戦!」
昨年8月、富良野を襲った台風10号で壊れた秘密基地。その秘密基地を今までありがとうの気持ちを込めて解体し、自然災害から再生・復興の気持ちを感じながら新しい自分たちだけの秘密基地を作る企画。

速報レポート1 プレキャンプ 「ありがとう ひみつ基地」

日程:平成29年 7月2日(日) 会場:NPO法人どんころ野外学校 敷地内
参加者:小学生10名、中学生2名    スタッフ:3名
スケジュール

9:00 どんころ野外学校 どんこロッジ集合
9:30 よろしく!キャンプのなかまたち
10:00 ひみつ基地取り外し作業開始 デッキ上の倒木処理、外壁、柱
12:00 昼食(弁当)
13:00 作業のつづき 2階、屋根取り外し、
15:00 片付け&シケレペスプラーッシュ!(川あそび)
16:30 メインキャンプのお話 17:00 解散

プレキャンプ 7/2 午前 基地取り外し

ぼくらのひみつ基地大作戦開始!
2013年。みんなで知恵を出し合って、作り上げた川の上のひみつ基地。どんころの森にひっそりと建っていた。子どもしか上がれない眺めの良いロフト。ゆっさゆさゆれる川のハンモック。スプラッシュなタイヤブランコ。ラーメン食べて、寝ころんだデッキ。土橋から飛び込んだ大きなたまり。いつもドキドキの土管スライダー。キラキラ輝いていたあの夏の日々。
昨年、デッキのペンキを塗り替えたばかりだったのに、土橋も、土管も、たまりも台風の濁流とともに流されてしまった。基地の鉄橋には倒木がつき刺さり、もう危なくて遊ぶことはできない。今日、その基地を取り外すのだ。
もうすでにどんぐりを卒業していったメンバーたちがつくったこの基地は、きっとみんなのココロに素晴らしい夏の日の思い出として残っているだろう。
今のぼくらが取り組むのは、ここらの再生。新しい基地への大作戦だ。


2014 summer

今年集まってきたメンバーは小学1年生から6年生までまんべんなく。みんな、森のようちえんの卒業生や、キャンプのリピーターたち。そして卒業した中学生もヘルプに来てくれた。この精鋭メンバーだったら、きっと素晴らしい基地が出来るにちがいありません。
まずは、基地の取り外しから。
デッキに倒れたヤナギの倒木を切り、作業スペースを確保。そして、基地の壁板のくぎを一本一本外していく。バールもノコギリも、教えてもらってもなんだか使い方がよくわからないけど、そのうちに上手くなるものです。
外された板を集めて、運び、釘を抜いて、また使える木材として取っておきます。
高学年のメンバーはさすがに良い手つきで、作業を進めていくのが頼もしい。









ところが、どんぐりのメンバーたちは、ゲンバ作業もこのように得意ですが、遊びだすのも大の得意。くぎ抜き隊が、どうも減ってきたなぁと思うと、川のたまりでオタマジャクシに夢中になっていたり、ダムつくっていたり。橋の下の倒木ジャングルジムでぶら下がっていたり。さらに、廃材集めて新しい基地づくりを始めていたり…。しかし、それをとがめるスタッフも高学年もいません。こんな時、高学年の子が率先して、新しい遊びを作り出すことも良くあります。でも、スタッフは彼らの帰りを待ちながら、作業を進めていきます。基地づくりは「やらなきゃいけないこと」ではなく、「やりたいこと」のひとつだから、またそのうちに、やる気満々でバール片手に現場にはいってくるのです。







さて、午前の最後には柱が倒され、屋根はいつのまにやらすべり台に早変わり。




午後からは、屋根はがしと太い棟木の片づけ。道具にも慣れてきたメンバーたちの手際のよいこと。瞬く間にひみつ基地は、元の木材へと戻っていき、鉄橋の上は何事もなかったかのような静けさが数年ぶりに戻っていきました。





ありがとうひみつ基地!
さぁ、最後はシケレペスプラーッシュ! 川に飛び込もう!







次のキャンプでは、いよいよ新しい基地づくりが始まります。どんな基地が出来上がってくるでしょうか。 



速報レポート1 プレキャンプ 「ありがとう ひみつ基地」
速報レポート2 メインキャンプ 「つくるぞ!ぼくらのひみつ基地」

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