NO団体名主な企画内容
34 大阪府立少年自然の家(大阪府) 「「長期宿泊体験事業 こどもワイルドキャンプ」」
子どもたちの手で一から丸太や竹を運び、ロープを結わえ、屋根になるブルーシートをつけて、生活の拠点となるツリーハウスを作る。完成すればツリーハウスで寝て、川遊びや登山も行う7日間のキャンプ。

速報レポート1

実施日  2017年8月13日(日)10:00 ~19日(土)15:00 【6泊7日】
実施場所 大阪府立少年自然の家・そぶら山荘(4日目川遊び時)
参加者  ・子ども17名(小学4年生~小学6年生)
     ・ボランティアリーダー9名
     ・職員3名
1日目

出会いの日(自己紹介・グループでのルール決め・施設探検・キャンプファイヤー)


グループで「グループ名」「約束」「目標」を決め、グループの旗を作りました。

キャンプファイヤーではみんな大声で歌ったり踊ったりと、すっかり仲良くなりました。

2日目

学びの日(ロープワーク講座・ツリーハウス基礎作り・ツリーハウスの計画)


午後のツリーハウス基礎作りに向けて、「巻き結び」「角縛り」「一重継ぎ」などのロープワークを真剣に学んでいました。

基礎になる丸太をロープのみで固定します。覚えたてのロープワークを使いこなしています。

どんなツリーハウスにしたいかを、グループで話し合って発表。夢がたくさん詰まったものや、現実的なものなど、グループの特徴が現れた計画でした。

3日目

挑戦の日(ツリーハウス床(スノコ&マット)・屋根(ブルーシート)・蚊帳設置・梯子・ブランコ作成・やきそば作り)


覚えたロープワークでブランコも作りました。子ども達が試行錯誤しながら作っている姿が見られました。

なんとか夕方までにツリーハウスが完成。滑り台まで作っているグループもあり、それぞれの特徴が見られました。

夕飯はやきそば作り。火おこしに苦戦したグループもあったが、グループで考え、協力する姿が見られました。

4日目

遊びの日(川遊び・お昼寝タイム・鳥の丸焼き作り・ドラム缶風呂)


自然の家近くの川遊びポイントに移動し、川遊びを満喫しました。

夕飯は鳥の丸焼き。鳥の出汁で作った締めのラーメンは子どもに大好評でした!

入浴はドラム缶風呂。星を眺めながらの入浴は大人気でした。

5日目

登山の日(和泉葛城山登山・流しそうめん)


みんなで励まし合いながら歩く姿が見られました。山頂で食べる弁当は最高!

夕食は流しそうめんでした。疲れたあとの冷たいそうめんは大好評!

6日目

お祭りの日(ツリーハウス解体・スタンツ発表会)


寂しいですが、3泊したツリーハウスを解体。重い丸太は協力して運びます。

夜はスタンツ発表会です。それぞれのグループの特徴が現れた、とても盛り上がる発表会でした。

7日目

グループで7日間の思い出を振り返りながら、新聞作りをしました。

保護者の前で、緊張しながらも作成した新聞を発表しました。

ワイルドキャンプを振り返って

 キャンプ期間中は、学校・学年・性別もバラバラなグループで活動しました。ツリーハウス作り、川遊び、登山など、様々なプログラムで協力し合い、意見を出し合ううちに少しずつ仲良くなっていく様子を見ることができました。時にはぶつかることもありましたが、そういった困難を乗り越えて、より一層強い絆ができていました。こういった成長が見られるのも、長期間仲間と過ごすことができるワイルドキャンプの長所だと思います。
 また、長期間便利な生活から離れ、自然の中で過ごすことによって、自分で考えて工夫する力がついたのではないかと思います。
 これからもより良いプログラムを用意し、ワイルドキャンプでしかできないような貴重な体験をしてもらいたいと思います。そして子どもの成長の機会を提供し続け



■別年度のレポート
2015年度 平成27年度 大阪府立少年自然の家主催 長期宿泊自然体験活動「レッツサバイバル! 子どもワイルドキャンプ」 実施レポート

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