NO | 団体名 | 主な企画内容
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国立若狭湾青少年自然の家(福井県) |
「若狭湾 海の自然学校 〜矢代湾で生きる〜」 "当施設の目の前に広がる矢代湾を舞台に、7泊8日、自然の中で仲間と共に生活する。3泊4日は、無人浜へシーカヤックで出発し、食べる・寝る・遊ぶなど、生活の基本となることを、すべて自分たちの手で行います。" |
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速報レポート2
実施期日 平成30年8月4日(土)~11日(土)
場所 国立若狭湾青少年自然の家(福井県小浜市田烏区大浜)
カタボコ浜(福井県小浜市田烏区須ノ浦)
参加者 参加者16名(小学生11名・中学生5名)
ねらい
- 若狭湾の自然の中で生きることを通して、自然の素晴らしさを味わう。
- 生活する上での様々な課題を解決することを通して、状況を受け入れる力を高める。
- 仲間と関わり合いながら生活することを通して、自己を理解する力を高める。
スケジュール
1日目……開校式、アイスブレイク、テント張り練習
2日目……野外炊事、スノーケリング&シーカヤック【基礎編】、ロープワーク講座
3日目……スノーケリング&シーカヤック【応用編】、テント泊(大浜)
4日目……無人浜へ出発、スノーケリング、釣り、スケッチなど
野外炊事、テント泊(カタボコ浜)
5日目……自然の家へ移動 ※台風の影響による強風のため安全な場所へ退避
スノーケリング、釣りなど 野外炊事、テント泊(岩の沢)
6日目……スノーケリング、釣り、スケッチなど
若狭三方縄文博物館見学、野外炊事、テント泊(岩の沢)
7日目……シーカヤック、後片付け、キャンプファイヤー
8日目……ふりかえり散策、閉校式
活動内容
待ちに待った7泊8日の海の自然学校。2週間前に説明会で出会った仲間たちが集まった。初めは緊張した様子の参加者たちも、アイスブレイクで一気に和やかなムードに変わった。前半で様々なことを「身に付け」、それを中盤以降で「活用」する。子どもたちは、自分たちの手で創り上げるキャンプの楽しさを次第に理解している様子だった
4日目からの無人浜3連泊の予定が、台風の影響により1泊しかできなかったが、自然の家に戻り、岩の沢のキャンプ場でテント泊を続けたことで、子どもたちの“野生のスイッチ”はONのままだった。海に直接入って釣りを楽しんだり、岩の上から海に飛び込んだりと、子どもたちは自分の好きな方法で自然を存分に楽しんだ。
カヤックを使って移動し、移動した先で生活するという今回の活動内容と、丸木舟を使って様々な物を他の地域へ流通させていたという縄文時代の人々の生活に共通点があるのではないか、という講師の大瀬氏の話から、急遽6日目に若狭三方縄文博物館を見学した。参加者それぞれが、当時(縄文時代)の暮らしを示した展示物などを興味深く見るなどし、自分たちが行っている野性的な暮らしと自然との関係や、当時(縄文時代)の人々の知能や技術力の高さなど、体験なくしては得られないものを学習した。
最後の夜には、キャンプファイヤーで仲間たちと思い切り歌い、踊り、互いの絆の深さを確認することができた。
最終日のふりかえり散策では、あえて一人ぼっちになり、落ち着いてこの8日間をふり返ることができた。参加者それぞれが、自分なりの自然観や、自分自身の気持ちの変化などを800字の文章にまとめ、この8日間で得たものを整理することができた。
12月の同窓会での再会を誓い、16名の参加者たちは自然の家を離れ、自宅へと帰って行った。
速報レポート1
速報レポート2
■別年度のレポート
2022年度 未来へつなぐ学び 若狭で育まれるチカラを体感しよう!~若狭から未来予報図~ 実施レポート
2019年度 若狭湾 海の自然学校 実施レポート
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