NO | 団体名 | 主な企画内容
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石巻のプレーパークと子どもの遊びを考える会(宮城県) |
「遊び・学び・育つイベント「OGASU村」開催〜 河川敷で子どもの想像力と発想力を思う存分発揮する〜」 "「遊ぶ場所がないから自分たちでつくる」という思いを持つ子どもたちが、想像力と発想力を思う存分発揮して「遊び・学び・育つ」イベントである「OGASU村」を、夏休みに5日間開催する。" |
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速報レポート3
7月30日〜31日
日時:7月30日
場所:石巻市水明町河川敷
参加者:小学生20名、中学生18名、スタッフ3名
内容:
本番最終日。プラネタリウムづくり、ウォータースライダー、そうめんづくり、チキンラーメンづくり、ポテトチップスづくり、竹馬遊び、弓矢とやりで狩猟ごっこ、カニとり、竹登り、モニュメント制作、ハマナス植え、釣り、川に魚を捕る仕掛け、かき氷づくり、科学実験などなど2日目以上に活動が展開された日となった。
今日は最後に印象的な出来事が起こった。お立ち台の一階部分をダンボールで囲い、竹にドリルで穴をあけ、スマートフォンを光源にしてつくったプラネタリウムハウス。夕闇に包まれる時間帯にようやく完成し、残っていた中学生たちが2畳ほどのプラネタリウムハウスにぎゅうぎゅう詰めになっていた。その中では、ゆったりとプラネタリウムを楽しむ、とはいかず、竹プラネタリウムを天井に持ち上げ回転させ、きらきらと光が瞬き、子どもたちは歌い踊り、リズムを叩いていた。さながらクラブハウスのように、熱気に包まれていた。
そこから出た後も、子どもたちは輪になり、手をつなぎ、くるりくるりと回りながら歌を歌い笑いあっていた。子どもたちの脳内から興奮物質がほとばしるのが目に見えるようだった。
日時:7月31日
場所:石巻市水明町河川敷
参加者:中学生12人、スタッフ2名
内容:会場片付け。片付けというと子どもたちは嫌がるものだ。小学校でよく見かけるのが、「最後に触った人が片付けな!」と言ってボールをぶつけあう姿だ。それはチャイムが鳴る間際に勃発し、ある程度の応酬があったのち、最終的に「鈍い奴」が標的となり為留められる。大人としてその場面を見かけると「たいしたことじゃないんだから、みんなで片付ければいいのに」と思う。けれど子どもにはそれがとことん難しい。そして私には無理だった。
自分たちで遊んだものを自分たちで片付ける難しさ。まして他人が遊んだものも片付けるなんて、子どもにとっては苦痛でしょうがないはずだ。中学生だとしても、この子どもたちはどうしてOGASU村の片付けを嫌な顔・素振りさえ出さずに出来るのだろう、と思ってしまう程よく働いていた。働く合間に、ダンスを披露したり、誕生日サプライズまで準備をしながらでもあった。
子どもたちの主体性・自主性が発揮されるとはこのような状況をさすのだろう。
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