NO団体名主な企画内容
11 いな夢クラブ(福島県) 「"Summer いな Go!(さまー いな ごー!)〜南会津(いな)でこの夏いちばんの”思い出”をつくろう!!〜"」
"川遊び、釣り、昆虫採集、ハンモックで読書・・・どのようにして過ごすかは自分次第。活動を強要されず、自然を五感で感じながら自らの心と体の赴くままに過ごす2泊3日のサマーキャンプ。"

速報レポート2

8月3日(土)~チャレンジ~
 朝6時、既に数人の子供たちがビックタープの下に集まって歓談中。
 明け方に降った雨露が陽を浴びてキラキラ光る中、少し肌寒くも清々しさを感じながら突撃!野菜収穫ツアーへ。
 地域の方々との触れ合いの時間。
 野菜づくりに関する話を聞きながら、トマトやキュウリ、ナス、ピーマンなど、数種類の野菜を収穫させてもらいます。
 この野菜はなぁ~に?何気ない会話の中にも、暮らしの知恵や工夫、地域の風土に触れる学びの場でもあります。


野菜収穫ツアー





  時を同じくして、キャンプサイトでは希望者が沢釣りを体験。
  自分で仕掛けや餌を竿につけ、ポイントを定めてヤマメや岩魚を狙います。
  魚はどんなところにいるの?魚との駆け引き、命をいただくということ。
  朝食はオープンサンド。
  朝どれ野菜やジャムをパンに好きなだけ挟み、口いっぱいに頬張ります。


沢釣り



朝食風景


 午前は選択活動
 キャンプサイトで安定の沢遊び、せせらぎを聞きながらゆっくり過ごす時間、ジャンベでリズムを奏でよう♪、登るも降りるも自分次第・ツリークライミング、冒険の川遊び&川底観察など。
 遊びの提案だけをして、選択肢には無いことも含めて、何をして過ごすかは自分次第。
 一級河川伊南川での川遊びでは、チューブに乗って急流を下ったり、箱メガネで川底を覗き込んで魚の姿を追ったり、擬態している河鹿を探して捕まえたり。
 底が見えない程の深みを渡って、小高い岩場から水面へジャンプ。
 最初は怖がっていた子供たちも、何度も繰り返し飛び込むなど、時間いっぱい夢中になって遊んでいました。
 ツリークライミングは、インストラクターの経験を有する地域出身者が、急遽、このキャンプのために対応してくれることになりました。
 ほとんどが川遊びを選択したことから、マンツーマン状態で丁寧なレクチャーを受け、自力のみで少しづく上空へ。
 最初は苦戦するも、直ぐにコツをつかみ何度もチャレンジ。
 普段、見上げている風景も登ったものにしか味わえない眺望と達成感を感じているようでした。


伊南川本流



ツリークライミング


 この日のお昼は、地域の婦人団体の方々に作っていただいた郷土料理。
 代表者に料理の説明と、どんな思いで料理を作ったのかなどを話していただき、お座敷スタイルでみんなと一緒に食べました。
 赤しその混ぜご飯とみそ汁、漬物など、いわゆる子供たちが喜びそうな食事ではありませんが、料理に込められた思いを感じてか、「おいしい!」と口にしながら、みんな残さず食べていました。
 まだまだ遊び足りない子供たちは午後も再び川へ、ツリーイングも順番待ちの大人気。
 少しゆっくりしたい人たちのために、心地よい風が通る管理棟をお借りして、臨時のカフェをオープン。
 地元のロールケーキに淹れたてのコーヒー、牛乳やジュースも準備し、お客様の席への案内や飲物のオーダーは、小さなこども店員が大活躍してくれました。


郷土料理



カフェ

昼寝

お絵描き

 野菜も摂りつつ、最後の晩餐は少し豪華に鉄板料理。(焼肉、焼きそば、チャーハン)
 この地域で焼肉といえば、”マトン”ですが、豚肉も焼いてのライブキッチン。
 アツアツの料理を競うように食べていました。
 灯りを消し、空一面満天の星を見上げながらのキャンプファイヤー
 貸切だから「静かにしなさい」なんて心配は一切必要なし。
 大きな一つの輪を作り、太鼓を叩き、楽器を鳴らし、歌い、踊り、テンションは最高潮へ
 余韻冷めやらぬまま、過ぎ行く時間を惜しむように、数人の子供たちはテントに戻らず焚火を囲んで就寝・・・。
 静けさに響くのは鹿の鳴き声


チャーハン

キャンプファイヤー

焚火の近くで就寝



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