速報レポート３

ラジオ体操

　朝どれ野菜をふんだんに使った朝食を済ませたら、きれいなキャンプ場を提供してくれたオーナーに感謝しながら、自分たちが使ったテントや寝袋などの装備をみんなで力を合わせて撤収作業。
　小さな子供達も出来ることを手伝います。

テント乾燥

マットの片付け

テント撤収

　労働したあとは、涼しげに竹を使った本格流しそうめん。
　竹割から始めて、流す方向や角度など、準備を手伝った子供たちはそうめんの味も格別。
　そうめん以外にもゼリーや小ぶりなトマト、キュウリなどの変わり種も流れてくるので、子供たちは暑さも忘れるくらいに大盛り上がり。
　キャンプの最後を締めくくるのは、クワガタゲットを掛けた、大ジャンケン大会
　勝っても負けても、この夏の思い出になったことは間違いなし！
　楽しい時間はあっという間。
　自宅へ帰る道中、夏休み明けのクラスメートに、子供達はどんな話をするのだろうか。
　たくさんの出逢いと笑顔とともに「ＳｕｍｍｅｒいなＧｏ！2019」は幕を閉じました。。

竹割

竹の設置

流しそうめん

流しそうめん

ジャンベセッション

クワガタジャンケン

集合写真

　福島県南会津町伊南地域の課題として、東京電力福島第一原子力発電所の風評払拭と過疎少子化があります。
　東日本大震災、原発事故により、福島県民は避難生活を余儀なくされ、子供たちの外遊びが制限されてしまいました。
　この時、私たちが暮らす地域は被災せず、幸いにも物的・人的被害もなかったため、「同じ県民として何かしなければ」との想いをもち、子供たちを南会津に招き、思い切り自然の中で遊ぶことができるようにと、このキャンプが始まりました。
　復興は未だ道半ばです。
　これからも「福島は安全だよ。」「みんな復興に向けて頑張っているよ。」というメッセージを発信していきたいと考えています。
　また、地域の小学校は学年１クラス、10人以下の児童数で保育所から変わらない人間関係の中で過ごしています。
　こうしたキャンプを通して、異なる様々な価値観に触れ、同年代の子供たちと交流することにより、将来への夢や希望も広がります。
　地域の素晴らしい自然と文化、生まれ育った地域の魅力を首都圏からの参加者と共有し、ふるさとを誇りにして欲しいと願います。
　私たちの思いに対し、ＦＯＳに共感いただき、大勢の皆さん（ファミリー）に参加をしていただきました。
　また、私たち自身が忘れてしまったこと、気づかなかったことを、このキャンプを通し、大切な気づきがあったと思います。
　清流で夢中になって遊ぶ子供たちの笑顔をみながら、この自然と子供たちの歓声は永遠であって欲しいと願わずにはいられません。

『子供はみんなの宝もの』

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