NO団体名主な企画内容
16 NPO法人 東京コミュニティスクール(東京都) 「サマーキャンプ「生きる力」」
"小学生を対象に、山梨の大自然の中で4日間のキャンプを実施する。川・山・田んぼをフィールドに「薪運び・薪割り・火起こし」「川登り」「木登り」「田んぼ雑草抜き」「登山・野外宿」等を体験する。"

速報レポート1 サマーキャンプ「生きる力」一日目:開拓&寝床づくり

実施日 2019年7月23日(火)〜26日(金)
参加者 小学生43名
指導者 13名

いよいよサマーキャンプの始まりです!
朝7:10新宿駅西口交番前に、ビジネス街の中で目立つ装いの集団が集合しました。
寝袋や登山グッズなど、キャンプの持ち物はとても多く、
最年少の小学一年生は、自分の体より大きいのではないか、というほどの荷物を背負っていました。




大人は手伝いたくなるところですが、そこは我慢。
出発早々に「重い〜。」と音を上げる下級生でしたが、上級生に応援されながら、荷物を自ら背負ってバスまで運んでいきます。そして、バスに乗りこみ、活動拠点かつ宿泊先となるクリエイティブハウス江草(山梨県北杜市)に向かいました。
移動するバスの中で、頑張りたいことをたずねると、多くの子どもが「(二日目の)川登りを頑張りたい!自分の力で滝を登ってみたい!」との声。
クリエイティブハウス江草に到着、お世話になる田崎さん・尚弥さんにご挨拶をしてお昼ご飯を食べたら、早速、活動スタートです!




キャンプの始まりは、「開拓」から。文字通り、空き地の草を刈り、自分たちの遊び場そして寝床(5・6年生)を開拓するという活動です。

開拓予定地に向かうと、大人の背を超えるほどのボーボーの草で生い茂っていました。道もないところを一人ひとりが鎌を持って草刈りをしていきます。


もちろん、鎌を使う時は、使い方を教わってから。「草を掴む手は親指を必ずしまうこと!」を守り作業します。


開拓地は、毛虫・カブトムシ・クモなど、東京ではなかなかお目にかかれない生きもののオンパレード。虫を喜ぶ子どもや怖がる子ども、とにかく草刈りに集中する子どもやら、その姿は様々でした。


暑くて大変な作業のはずなのに、笑顔がこぼれる子どもたち。



日差しが照りつける中、水分と休憩を取りながら、全員で力を合わせて開拓していったところ、こんなに拓けた場所になりました!


活動前

活動後

フリータイムでは、草刈りを続けたり、秘密基地を作ったり、鎌を使って枝の皮を剥ごうとしたり、虫を探したり、山の中の探検を始めたりと、思い思いに過ごしました。
また、5・6年生は自分たちの寝床となるテントを張りました。



そうして、あっという間に夕食の時間に。
開拓地を寝床とする5・6年生とお別れし、1〜4年生はクリエイティブハウスに戻ります。

キャンプのご飯は、クリエイティブハウスのなおみさんによる「防災飯」。アイラップ(ビニール袋)の中に材料を入れて湯煎してつくる料理なのですが、簡単なのにボリュームがあって美味しいのです!
そこに釜で炊いたご飯もあって、働いた後ということもあり、食がどんどん進みます。
もちろん、配膳・片付けも子どもたちが行いました。




お釜の炊飯に興味津々!




一方、開拓地でテント泊をする5〜6年生も、ガスコンロで防災飯を調理して暗闇の中でいただいたのですが、この日の夜は雨予報。警戒情報が出るほどのゲリラ豪雨に見舞われましたが、テントの中で雨をしのいだり、調理用水にと傘や鍋を使って雨水を貯めようとしたり、悪天候の中でもたくましい子どもの姿がありました。




夜食にチキンラーメンをいただきました!

夕食後は、ナイトウォーク!その頃には雨も上がり、気持ち良い風が吹く中でのお散歩となりました。
そこで、蛍を発見!昼間見つけたホタルブクロを持っていった子は、大興奮で、蛍を入れて大事そうに持ち帰っていました。
そうして、一日働きづくめだった子どもたちは、早々と眠りにつきました。



速報レポート1 サマーキャンプ「生きる力」一日目:開拓&寝床づくり
速報レポート2 サマーキャンプ「生きる力」二日目:田んぼの草取り&薪割り
速報レポート3 サマーキャンプ「生きる力」三日目・四日目:フィールドワーク&登山野宿

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