NO団体名主な企画内容
8 NPO法人草木谷を守る会(秋田県) 「子ども適産調〜リキノスケ未来塾〜」
"進学や就職で若者の県外流出が進む中、「地域づくり」をテーマに地元の魅力や可能性を伝え、定住促進と人材育成につなげ、参加者の郷土愛の醸成を育む。"

速報レポート2 第4回 子ども適産調(商品開発合宿)

実施日:令和元年8月10日(土)~11日(日)
開催場所(適産調地):八郎湖基幹事務所南部排水機場、八郎潟町田んぼアート、豊川油田とその周辺
参加者数:小学生 25人/中学生 3人/スタッフ 4人 (計 32人)


活動内容

1日目(10日)
1日目最初の「適産調」は、潟上市のお宝「八郎湖」の水位を調整をしている施設の見学。展望台から一望する八郎湖の広さを改めて感動する子どもたち。また普段立ち入ることのできないポンプ室の見学でも設備の大きさとその稼働音に驚いていた。その後、秋田県内でも有名な田んぼアートの見学をし、子どもたちは自分たちのフィールド(草木谷)でもやってみたいと意欲満々!子ども適産調オリジナル商品「ハーバリウム」開発のため、田んぼアート周辺で草花などの採取。夜は、星空観察会の方の指導の下、夏の夜空の星を観察し普段見ることのできない月のクレーターなどを見て感動していた。


八郎湖を一望できる川で“排水機場”

ハーバリウム体験用の草花探し

2日目(11日)
潟上市産の特産品(米、味噌など)を使って自炊体験。おかずも潟上市の特産品のひとつつくだ煮作りをつくだ煮屋さんの社長の指導の下行い、自分たちで作った朝食を美味しく食べていた。その後、草木谷に生息する草花を学んだのち、子どもたちが楽しみにしていた「ハーバリウム」制作体験を昨日、採取した草花を利用して行い、商品に貼り付けるラベルデザインを考えた。最後も、潟上のお宝「豊川油田」の資料館を見学した。この2日間で子どもたちは自分たちの住む自然環境に触れ、たくさんの「お宝」を発見していた。


ハーバリウム制作体験前の講座

子どもたちが制作したハーバリウム

活動成果

今回の「適産調」は、夏休み中ということもあり1泊2日の合宿形式で行い、自分の地域の自然環境などを見つめ直すことができた。
八郎湖南部排水機場の職員の説明を聞いた子どもたちは、さらに八郎湖に興味を持ってくれたようだ。
自分の地域の特産品を使っての自炊体験で食の大切さを学んだ。
草花の名前や種類を学ぶことで、こういう環境にはこういう草花が生える気が付いた子どももいて他の子どもたちに発表し情報共有をした。
初めて親元を離れ宿泊する低学年の女の子が何人かいた。初めは緊張と不安があったようだが、高学年の子たちが面倒をみてくれたおかげで絆がさらに深まった2日間になったと思う。


気が付いたことは発表し情報共有

地元の特段品で自炊体験

子どもの感想(アンケートから)

  • 草木谷にこんなに沢山の草花があることを知ってびっくりした。
  • わたしたちも草木谷でリキノスケさんの田んぼアートをやっていろんな人たちに草木谷やリキノスケさんを知ってもらいたいと思いました。
  • ハーバリウムは思ったより簡単にできた。今度は草木谷のもっときれいな花で作って商品にしたい。



速報レポート1 第3回 子ども適産調(豊川のお宝探し)
速報レポート2 第4回 子ども適産調(商品開発合宿)
速報レポート3 第5回 子ども適産調 リキノスケ未来塾
速報レポート6 子ども適産調 リキノスケ未来塾

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