NO団体名主な企画内容
8 NPO法人草木谷を守る会(秋田県) 「子ども適産調〜リキノスケ未来塾〜」
"進学や就職で若者の県外流出が進む中、「地域づくり」をテーマに地元の魅力や可能性を伝え、定住促進と人材育成につなげ、参加者の郷土愛の醸成を育む。"

速報レポート3 第5回 子ども適産調 リキノスケ未来塾

実施日:令和元年9月23日(月・祝))
開催場所(適産調地):石川翁資料館、高橋果樹園
参加者数:小学生 28人/中学生 3人/スタッフ 4人 /ゲストティーチャー 2人(計 37人)
活動内容

わたしたちの活動地、潟上市は秋田県内有数の梨の産地である。
今回は、市内の果樹園に出向き、園主から砂地での梨栽培の難しさやメリットについて教えてもらった。子どもたちは落ちたり傷ついたりして商品価値を無くした梨の有効利用を考えて相談しあった。後半は、未来塾生たちが通う小学校の卒業生(大学院生)からアオコのことを学んだ。「アオコはイイやつ?ワルイやつ?」というテーマで子どもたちにアオコのいいところ、悪いところを学んだ。その後、顕微鏡でアオコの観察をして普段見ることのできないものを見て子どもたちは喜んでした。雨天のため、予定していた果樹園での生きもの探し、八郎湖の水質調査ができなかったことを子どもたちは残念がっていた。



梨農家から説明をうける子どもたち

梨園を散策

活動成果

潟上市のお宝のひとつ「八郎湖」は50数年前に行われた干拓事業後、徐々に富栄養化が進み、アオコが大量発生するなど水質汚濁が問題になっている。わたしたちは八郎湖の水質調査や水草の植え付けなど直接的に水質浄化活動を行っている。また八郎湖の水源地としての役割を担っている上流部にある田んぼ「草木谷」では、無農薬、無化学肥料で昔ながらの手作業で稲作を行い、湖にきれいな水を流す活動も行っている。今回、子どもたちは八郎湖で問題になっているアオコについて学んだことにより、八郎湖の環境、水質浄化活動にいままで以上に興味を持ってくれたことが今回の成果だと思った。


先輩からアオコのことを学ぶ

顕微鏡でアオコを観察地元の特段品で自炊体験

子どもの感想(アンケートから)

  • 今回も新しい発見がたくさんありました。果樹園では梨をつくっている人からお話を聞き、今まで知らなかったことがたくさんあっておもしろかったです。
  • アオコについてくわしくお話が聞けたのでよかったです。アオコは悪いことも多いけど、いいこともたくさんあるということが分かりました。ここれからもアオコについて調べてみたいです。



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