NO団体名主な企画内容
27 国立若狭湾青少年自然の家(福井県) 「若狭湾 海の自然学校」
"施設の目の前に広がる豊かな海を舞台に7泊8日、自然の中で仲間と生活を共にする。期間中、無人浜でキャンプを行い、食べる、寝る、遊ぶなど生活の中心となることはすべて自分たちで行う。"

速報レポート2

実施期日:令和元年 8月3日(土)~10日(土)
場所  :国立若狭湾青少年自然の家(福井県小浜市田烏区大浜)
     宮の浜(福井県小浜市阿納)
     カタボコ浜(福井県小浜市田烏区須ノ浦)
参加者 :参加者16名(小学生12名・中学生4名)
ねらい

○若狭湾の自然の中で生活することを通して、自然の素晴らしさを味わう。
○生活の中で現れる様々な課題の解決を通して、弾力的に状況を受け入れる力を付ける。
○自然、仲間と関わり合いながら生活することを通して、自己を理解する。

スケジュール

1日目……開校式、アイスブレイク、テント張り練習、語り場、自然の家泊
2日目……野外炊事、スノーケリング&シーカヤック【基礎編】、ロープワーク講座、
     語り場、自然の家泊
3日目……スノーケリング&シーカヤック【応用編】、語り場、テント泊(大浜)
4日目……シーカヤックにて無人浜へ出発、スノーケリング、釣り
     野外炊事、語り場、テント泊(宮の浜)
5日目……スノーケリング、釣り、野外炊事、語り場、テント泊(宮の浜)
6日目……シーカヤック、スノーケリング、釣り、野外炊事、語り場、
     テント泊(カタボコ浜)
7日目……シーカヤック、後片付け、キャンプファイヤー、語り場、自然の家泊
8日目……ふりかえり散策、夢作文、閉校式

活動内容

 待ちに待った7泊8日の海の自然学校。2週間前に説明会で出会った仲間たちが集まった。初めは緊張した様子の参加者たちも、アイスブレイクで一気に和やかなムードに変わった。前半で様々なことを「身に付け」、それを中盤以降で「活用」する。子どもたちは、自分たちの手で創り上げるキャンプの楽しさを次第に理解している様子だった。
 企画段階で、本事業で指導をいただくプロのシーカヤックインストラクターの大瀬志郎氏及び運営協議会委員・びわこ成蹊スポーツ大学教授の中野友博氏から意見をいただき、事業のねらい、運営、効果の測定方法などについて意見をいただいた。
 事業においては7泊8日の前半3泊は、自然の家の宿泊棟、大浜海岸でテント泊を行いないながら、無人浜へ移動する際のシーカヤックの練習、海で楽しむためのスノーケリング技術の向上に努め、大瀬志郎氏を講師として招聘し、自然の中で暮らす基礎基本を学びながら過ごした。身に付けた技術を駆使して、仲間と協力しながらシーカヤックで無人浜へ移動した後、「自然との調和」を目指して、各自の活動内容を決定して3泊4日間の活動を行った。
 朝食、夕食ともに野外炊事を行い、日々の生活への感謝の心の芽生えを目指した。
 また、テーマを決めて仲間と語り合う活動「語り場」を毎日行った。7日目のキャンプファイヤー時に夢を語り、本キャンプの成果物として最終日に私の夢作文を作成した。
 昨年度の課題として、子供たちの変容がどの程度かを測定する手法や、表現方法については追究の余地があった。今回は、行動班と班付ボランティアと語り合う「語り場」を設定し、毎日テーマを決めて語る中で自分を客観的に話すトレーニングとなった。また毎日の振り返りを記載させ、意識の変容を捉えた。自分のことを仲間の前で語ると活動は、「主体的・対話的で深い学び」につながると考えられると共に、自分を客観的に捉えることができると考えられる。その成果物として「私の夢作文」を全員書き上げることにつながった。
1 2月に予定している、「若狭湾海の自然学校」同窓会での再会を誓い、16名の参加者たちは自然の家を離れ、自宅へと帰って行った。

1日目








2~3日目









4~6日目







7・8日目










速報レポート1
速報レポート2

■別年度のレポート
2022年度 未来へつなぐ学び 若狭で育まれるチカラを体感しよう!~若狭から未来予報図~ 実施レポート
2018年度 若狭湾 海の自然学校 〜矢代湾で生きる〜 実施レポート

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