速報レポート６　グローバル教材（テーブルマウンテン）の活用

　第6学年「大地のつくり」の単元では、「地層は長い年月をかけて積み重なってできている」ということを学習する。単元終末時に、巨大な地層の観察ＶＴＲ（南アフリカ：テーブルマウンテン山）を用いた授業実践を行った。
　南アフリカ、ケープタウンのテーブルマウンテン山は、地質学的に大変面白い山である。山体上部を構成する岩石は、アルコース砂岩で、層理面はほぼ水平で約30キロにわたって、約６億年の花崗岩が露出している。そのため、巨大な地層のようすを簡単に観察することができる。現地に教材研究に行き、車中ＶＴＲに記録して、その様子を提示した。実際の授業では、児童たちは、「地層は、バームクーヘンみたいだ」「とても大きい。長い時間をかけてできたことがよく分かった。」といった発言をしていた。

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