NO団体名主な企画内容
5 登米市立新田小学校(協働:有限会社 伊豆沼農産)(宮城県) 「湿地のワイズユースをテーマにした食農体験プロジェクト ~ひと・みず・いきものが織りなす輝く未来へ~」
小学4~5年生が、食農体験を通じて、地域にある湿地の環境保全、賢明な利用(ワイズユース)を学び、持続可能な地域社会の実現について考える企画。学習の様子はオンライン配信を活用し、都市部の小学校との共有を図る。

速報レポート3 湿地の資源を使った草木染め

活動日: 2024年10月16日(水)
活動場所: 新田小学校
参加人数: 小学生 16人 / 大人 1人 / 指導者 5人 / 合計 22人

<活動内容>
本事業では、宮城県登米市迫町新田地区をフィールドにした食農体験(※)を通じて、地域にある湿地(田んぼ、ラムサール条約湿地「伊豆沼・内沼」)の環境保全、賢明な利用(wise use)を学び、持続可能な地域社会の実現について考察を深めることを目的にしています。

上記目的を達成するため、今年度は登米市立新田小学校と連携し、ふゆみずたんぼと伊豆沼・内沼をフィールドに、無農薬・無肥料の水稲栽培と渡り鳥の生態を学びます。学習の一部はオンライン配信等を活用し、都市部の小学校との共有を図る予定です。
今年度1回目の活動は、オリエンテーション(湿地の種類、田んぼの役割、学習の目標を共有)、2回目は田んぼでの手植え体験、3回目は雑草の除草、4回目は生きもの調査、5回目は稲刈りを実施しました。今回の速報レポートでは、6回目の活動となる草木染めを報告します。








伊豆沼周辺で採取したハスとヒシの葉を使った草木染めを体験しました。観光資源として有名なハスですが、枯れると湿地の浅底化、水質悪化の要因となる植物です。地域にとってメリット、デメリット両方をくれるこの植物を有効活用する取り組みとして染物学習を実施しました。環境保全について、自分たちができることをそれぞれが考えた学習となりました。

<子どもたちの感想>
・ハスやヒシが水質悪化の原因になることをはじめて知った。
・染物にすれば販売もできるし、いろんな人に伊豆沼を知ってもらえるとおもう。
・ハスの実は食べられるときいたことがある。次は調理する体験をやってみたい。



速報レポート1 ふゆみずたんぼの生きもの調査
速報レポート2 ふゆみずたんぼの稲刈り
速報レポート3 湿地の資源を使った草木染め
速報レポート4 収穫したお米の贈呈式

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