NO団体名主な企画内容
15 野外教育事業所ワンパク大学(東京都) 「江戸時代の街道(中山道)を自分の足で歩いて、楽しい発見をしよう。自分の歩く力を試してみよう『中山道を25キロから40キロを歩こう!』」
歩くことが少なくなった現代の生活の中で、もう一度歩くことを見つめなおし、歩くことで街の文化に触れる。年齢・体力に合わせ、出発地を変えて中山道を日本橋まで歩く。

「中山道を25キロから35キロを歩こう!」 実施レポート1

日時:2009年9月13日(日) 19日(土)〜20日(日) 1泊2日
場所:中山道 日本橋まで
参加人数:小学生 24名 スタッフ 12名
プログラムのねらい

歩くことが少なくなった生活の中で、もう一度、歩く力を見つめなおすとともに、江戸時代の街道(中山道)を歩きながら、街道がつくりだした街の様子に気づき、新しい発見をして、歩くことがつくりだした文化に触れる。また、自分の歩く力がどの程度、あるのか、自分の限界に挑戦してみることにより、自信をつける

プログラム

実施場所 中山道 
 3年以上・・25キロ(中浦和〜日本橋)JR中浦和駅  
 4年以上・・30キロ(大宮〜日本橋)JR大宮駅 
 5年以上・・35キロ(宮原〜日本橋)JR宮原駅 
 6年以上・・40キロ(上尾〜日本橋)JR上尾駅
ゴールはすべてのコースが日本橋です。
※今回6年生以上の参加がなく、40キロコースは中止にしました

各コースとものこり20キロまでは、5キロごとに、20キロから先は、2,5キロごとにチェックポイントを設け、コース担当のスタッフがコースの確認と健康状態の確認を行った。必要に応じて水分の補給と食事の配給を行った

コース別 所要時間
 25キロコース 所要時間  10時間19分
 30キロコース 所要時間  12時間20分
 35キロコース 所要時間  11時間58分

各コースともに予定よりも早いペースで、ゴールの日本橋に全員が到着した
班の中で、記録や地図係などの役割を分担しながら、お互いが協力、励ましあいながら、歩くことができた。30キロ、35キロでは残り5キロがかなり苦しくなったが、最後までがんばることができた

参加者の感想

つらい時は班でどんなことをしましたか?
・ナンバープレート探しや食べ物あてゲーム、なぞなぞをして気分転換をした
・歌をうたった
・歩く歩幅を大きくした利、引っ掛け問題を考えながら歩いたどんなことを発見したり、感動しましたか?
・いろいろな人を歩きながら見ることができた
・日本橋から歩いてきた大人の団体に励ましの言葉をかけられた
・目の前で、車同士の交通事故が起きた
・遠藤の人が応援の声をかけてくれた
・中仙道の名前が途中から、本郷通り、中央通りと違う名前がついていた
・ビルの屋上や1階部分に面白いものがあることを発見できた
・からくりひのみやぐらがあった

評価・反省

天候もあまり、陽が強くささず、風も吹いていたので、歩きやすい気候に恵まれ、順調に日本橋を目指した。歩くスピードで普段は見えなかったものが発見できた喜びを表している児童も多く、当初の目標をはたすことができたと考えられる。また、班の中で初めてあった
お友だち同士でも、長時間、ともに行動することにより、多くのコミュニケーションをとり、いろいろな話題をとりあげたり、ゲームをしたりして、お互いを知ることができ、また、知らないうちに励ましあっている行動が見られた。スタートまではゴールできるのか、不安そうであったが、日本橋が近づくにつれて、足の痛み等大きくなっているが、ゴールする意欲も高まり、ゴールしたときの子どもたちの顔は本当に喜びと達成感を表していた。
このプログラムは1年ごとに5キロずつ距離がのびる方式になっているので、来年も再び、5キロ多いコースにチャレンジしてくれることを願う


中山道史跡前にて

夕食の配給

蕨宿


ここから東京

25キロゴール

35キロゴールシーン



■別年度のレポート
2008年度 東京湾の海の豊かさを自分たちの舌で味わってみよう「海の幸キャンプ」 実施レポート

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