NO | 団体名 | 主な企画内容
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独立行政法人国立青少年教育振興機構 国立室戸青少年自然の家(高知県) |
「平成22年度国立室戸青少年自然の家企画事業『龍馬!日本を洗濯、絆づくりの旅』」 坂本龍馬・中岡慎太郎・岩崎弥太郎などの銅像や生家に旅をして、高知、土佐の郷土に触れる体験の旅企画。幕末の志士からのメッセージを受け継ぐ活動。 |
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事前踏査速報レポート
日 程:平成22年7月3日(土)~7月4日(日)
参加者:ボランティアリーダー(大学生)10名、国立室戸青少年自然の家職員3名
目 的
本キャンプの事前踏査として高知県安芸市(岩崎弥太郎像前)から高知県香南市(YASU海の駅クラブ)までの踏査を実行し、キャンプテント泊を実際に体験すること。そして時間帯や安全性を考慮しながらプログラム作成に役立てることを目的とした。
スケジュール
1日目
9:30 安芸市安芸駅に集合
10:00 安芸市岩崎弥太郎生家見学(緊急車2台で移動)
11:30 安芸市岩崎弥太郎像見学、事前踏査開始
12:30 昼食
15:00 琴ケ浜到着
17:00 香南市夜須町海の駅クラブ到着(2日目のゴール場所)
※強い継続的な雨、そしてリーダーの1人が体調を崩したためにテント泊を断念し国立室戸青少年自然の家に移動し宿泊
20:00 国立室戸青少年自然の家着、宿泊準備
21:00 ふりかえり、ミーティング
2日目
6:00 起床、朝食(自炊)、退所点検
8:30 国立室戸青少年自然の家退所
10:30 YASU海の駅クラブに到着、事前踏査開始→香南市県立青少年センター
11:15 赤岡駅に到着、時間調整のために緊急車にて移動
11:30 野市青少年センター着、入所
12:00 野外炊飯開始、昼食、片づけ
15:00 野市青少年センター退所、事前踏査開始
16:00 南国市物部到着、解散、高知市までリーダーを送迎
感想及び反省点
1日目
安芸市~香南市夜須町まで約18kmの事前踏査であったが、この日は継続的な雨に見舞われ、困難だった。雨天時の交通状況、児童の歩かせ方、天候による環境(蚊が多い場所)などを事前に把握できたことは大きかったと感じた。さらに徒歩での移動は時間が思った以上にかかること、児童にとってはさらに時間を要することが考えられることから、目的地の設定などのプログラムを組み立て直す必要があると感じた。
テント泊に関しては今回天候の悪化と体調を配慮して断念することにした。次回の踏査ではテント泊を行いたい。キャンプ当日の荒天時の対応策として緊急場所を確保しているためにその場所を見学できたことは安全策になったと思う。
ボランティアリーダーのふりかえりでは自分が疲労で辛くなったときに児童にどう振る舞うか、そして長い距離における徒歩が単調になってきた時に、どのように子どもたちに動機づけを与えられるかなどを考えたいと話し合っていた。そして安全面に関しては国道沿いを歩く時の体制、海岸沿いのときには樹木が多いところは虫が多いことからその対応策などを考える必要がある。
2日目
本来は夜須町から野市町まで歩く予定だったが、一度室戸市まで戻って宿泊をしたので、朝食を作ってから車で夜須町まで戻った。その分時間がかかり、野市までの踏査が途中までになってしまった。今回は2日目の方が徒歩に関して時間がかかっている。このことからも疲労などを考慮して、余裕を持ったプログラム作りが必要であると感じた。
高知県立青少年センターでは当日の本キャンプ同様に野外炊飯を行った。メニューは青少年センターの肉まんとラーメンという定番料理であった。大きな鍋(友情鍋)というもので蒸すので今回のテーマの「絆」にあやかることができた。そして今回は湿気など天候の違いにより調理に時間がかかってしまったので、今後は時間を上手く使うように児童たちへの指導が課題となった。
高知県立青少年センターから事前踏査を行った時間の関係上、南国市物部までの踏査となったが初めて通る道や交通量を把握できたのは安全策にとって有意義であると感じた。
全体を通して、今回は安全性、時間配分、子どもたちへの動機づけなどのキーワードを基に職員、リーダーみんなで再確認することができた。
次回は高知市桂浜(坂本龍馬像)までの踏査を実行予定している。もう一度入念なスケジュールと時間配分を考え、天候の悪化に対しても考慮して実行できる計画を作っていきたい。リーダーに関しては1日目に体調を崩した者がいたものの2日目には回復して踏査に復帰した。事前踏査だけでなくこれからの日頃の健康を留意し、体調管理を維持していくことも大事なことだと感じた。
岩崎弥太郎生家見学
海岸線歩道踏査
あずま屋での昼食
踏査中沢ガニを発見
風格のある古いトンネル
夜須町にゴール
みんなで作ると美味しい
青少年センター出発
少し「絆」を感じられたかな!
事前踏査速報レポート
事前踏査速報レポート2
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