NO団体名主な企画内容
9 NPO法人 たてやま・海辺の鑑定団(千葉県) 「「沖ノ島探検隊」~地域の宝を見つけよう~」
沖ノ島をフィールドに「海辺・海中・魚と食」の探検を通してふるさと館山の自然や歴史を知り、子どもたちに郷土愛と生きる力を育む自然体験プログラム

速報レポート3 「沖ノ島・魚釣り探検!魚を釣って食べてみよう!」

開催日時  平成24年9月17日(月) 9:15~15:00
会  場  沖ノ島・豊津ホール
参加者数  29名(小学生22名・保護者7名)
スタッフ  7名(海辺の鑑定団4名・中央公民館3名)
プログラム概要

・沖ノ島海岸でエサを自分たちで調達。調達したエサで釣り体験を実施
・釣った魚の観察と調査、自分たちで調理を行い食べてみる

活動内容

 3回シリーズの沖ノ島探検隊。第3回目(最終回)となる今回は沖ノ島での釣り体験と釣った魚を自分たちで調理して食べる体験を実施。エサとなる磯ミミズを捕まえるところから、メインの魚釣り、最後の調理と食事まで盛りだくさんのメニューで開催しました。

1.活動における注意事項の説明
 はじめにスタッフ紹介。今回のスタッフは「うみがめ」、「ますじい」、「すぎやん」、「すみえ」さんの4名。スタッフ紹介の後に活動における注意事項についてパネル、写真を使って説明。
 岩の上は滑るため走らないこと。毒をもっている魚がいるので不用意に手を出さないことなど、楽しく活動するための最低限のルールです。

2.まずはエサを探しに
 今回の釣り体験は「えさ探し」から。えさになる磯ミミズを探しにスコップを持って出発。海草の堆積しているところで磯ミミズを見つけやすいことから、海岸のあちらこちらを掘ってみました。風向きなどにもよりますが、海草がたまりやすいポイントで探してみましたが、残念ながら今回は磯ミミズを発見することができませんでした。
 さて、ではえさをどうするか。こんなことも想定して予備のためにえさは釣り具屋さんから調達しておきました。今回はお店で購入した「オキアミ」と「青イソメ」で釣り体験です。

3.釣り体験(ポイント1)
 早速、沖ノ島の先端の磯周辺で釣り体験スタート。まずは海辺の鑑定団スタッフの指導のもと、述べ竿に用意しておいた「仕掛け」をセット、えさを付けて釣りがスタートしました。何が釣れるのか、人より先に釣りあげたいな、釣れるのかな、等々一番ドキドキする瞬間です。
 仕掛けの準備に時間がかかる子、えさをなかなかつけることができない子もいて全員で釣りを始めることができるまで少々時間がかかりました。
 その時、突然「釣れたー」の声。一人の男の子が「ニシキベラ」を釣りあげました。大きくないもののやっぱり魚を釣ることができた子の笑顔は印象的。とても良い顔をしていました。
 それからしばらくは音沙汰なし。風も強く、波も少し高くなってきたため、波の影響を受けない比較的穏やかなポイントに移動することになりました。

4.釣り体験(ポイント2)
 2つ目のポイント、テトラポットが並ぶ少々足場の悪い場所でしたが気を取り直して再スタート。初めて釣りをした子もいて、えさの付け方が分からない、青イソメは気持ち悪くてえさが付けられない、根がかりしてしまって針が外れない、など色々ありました。22名で挑戦した釣り体験でしたが、何匹か獲物を釣り上げることができた子、仕掛けづくりが中心になった子、終始、地球の釣り上げに挑戦していた子もいて、想定していた時間を過ぎてからも「まだ続けたい」、「もう少しだけ」などみんな夢中でした。ただ今回のプログラムは釣った魚を調理して食べるところまで。惜しむ声にも情けをかけず釣り時間は終了となりました。
 結局、釣れた魚は10匹。ニシキベラ、ホンベラ、カゴカキダイ、メジナ(幼魚)、ネンブツダイなど普段から釣りを体験している方はおよそ食べることがない魚でしたが、貴重な食料ですので、調理して食べてみることになりました。

5.調理と食事
 会場を移動して、早速調理開始です。えさの事前購入と同じく、こんなこともあろうかと今回のコンテストでいただいた「チキンラーメン」も準備済み。少ない魚はうろこと内臓を取り除き唐揚げにチキンラーメンをメイン食材に昼食を楽しみました。
 唐揚げにすると何を食べているのか良くわからなかったようですが、自分達で釣りあげた魚は美味しかった様子。少ない魚を分け合い、少し風で冷えた体をチキンラーメンで温めながらの楽しい昼食時間になりました。

6.活動の振り返り
 食事が終わって片付けが済んだあとに振り返りの事後学習。釣りあげた魚の種類などを図鑑などで再確認しながら、今日見つけたもの、自分が宝物だと感じたものなどをまとめてもらいました。釣った魚でというよりはチキンラーメンで十分満たされ、参加者は若干マッタリした雰囲気でしたが、楽しい釣り体験とささやかな魚を食べた子ども達から、いろいろな感想を聞くことができました。
・カゴカキダイやニシキベラを食べたのは初めて。食べられることも知らなかった。少し苦くてちょっとしか食べられなかったけど美味しかった。
・釣れたと思ったら竿をあげた瞬間に逃げられてしまって悔しかった。
・魚の頭の方を食べたけど美味しかった。唐揚げの準備をしたのが楽しかった。
・尻尾の部分しか食べられなかったけど、以外に美味しかった。
・初めて釣りをやって魚を釣ることができて嬉しかった。また釣りがしたい。

 3回シリーズ、地域の宝を見つけようというテーマで実施した「沖ノ島探検隊」。磯周辺の観察、スノーケリング体験、釣り体験を実施するなかで印象的だったのは、やっぱり活動中の子どもたちの生き生きした笑顔でした。同時に付き添いで一緒に活動をする保護者の童心に戻ったようなキラキラ、ワクワクした表情も同じ位印象的でした。
 豊な自然環境の中で生活していることを知ってもらうために実施した事業ですが、自然の中での体験活動を通して、子どもたちの心の中に何か思い出(宝物)が残ってくれればいいなと感じることができた事業となりました。
 豊な自然を守っていくことなど環境に対する思いも育まれ、また、自らが育った地域に対する愛着が深まってくれればと思います。


























速報レポート1 『沖ノ島・磯探検で生き物探し!生き物の不思議を感じよう!』
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■別年度のレポート
2005年度 たてやま・海辺の学校。里山・里海探検 実施レポート

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