NO団体名主な企画内容
18 奥越前まんまるサイト(福井県) 「父母の暮らした「ふるさと」体験事業~体験するからこそ理解する「父母のふるさと」~」
都市部で暮らす家族に「ふるさとの自然」を体験し、親子でふるさとの原体験を共有する企画。盆地内50kmサイクリングや荒島岳登山、沢登り、九頭竜川での鮎釣りなどのプログラムを通して、親と子、地域をつなぐ活動を展開。

速報レポート3

実施日時:10月15日(月)
参加者数:親子14名(子10名/保護者5名)※小学校3年生~6年生
目的

①自然との関わりが少なくなった若い世代の方々に、越前おおのの魅力の一つでもある豊かな自然を体験し、心身共にリフレッシュしていただき「ふるさと源体験」として持ち帰っていただくことが願いです。
②JRの利用。

PR方法

福井市内へチラシを配布 ※10月15日(月)の福井市内の秋休みに合わせてPR。

活動内容

JR越美北線で福井駅⇔九頭竜湖駅⇔自転車で「前坂・石徹白地区」サイクリング
□JR越美北線 福井駅⇒九頭竜湖駅:初めて乗車する汽車の風景が結構良かったようで、終点の九頭竜湖駅から降りるなりつぶやく子どもたちがいた。お母さん方も思ったより早くて風景が特に良かったとの感想だった。
□九頭竜湖駅⇒前坂キャンプ場:緩やかな上り坂と下り坂の連続で約9kmを親子で移動。少し紅葉した周囲の風景や小さな集落を通りながらで、普段自分たちのすんでいるとの違いを感じたようだ。特に一緒に参加したお母さん方にとっては柔らかな風景に感動した様子だった。
□ピザ焼き体験:キャンプ場の石釜にて自分たちでピザ焼きで昼食。その後、もう少し自転車に乗りたい親子と、その場にとどまりノンビリ過ごしたい親子に分かれる。
□石徹白自転車グループ:紅葉を始めた石徹白川沿いを進む。澄んだ水や落ちているクルミを拾いながら進む。
□居残りノンビリグループ:ゆっくりと焼きあげたピザをほおばる。残りの時間は、コーヒーとおしゃべりですごす。子どもたちは、周囲に落ちているドングリを拾ったりハンモックを吊るして寝転がったりしていつもと異なる時間の使い方が印象に残っている。
□前坂キャンプ場⇒JR九頭竜湖駅:行きと違って緩やかな下りの連続で快適だたとの感想が多かった。

活動成果

今回の事業の目的には、自然との関わりのほかに ①JRの利用②環境に配慮した体験活動というテーマも有りました。参加された皆さん方は、自宅からバス・徒歩でJR駅まで移動。現地までは汽車での移動、現地では主に自転車での移動という内容に、多少の不便さは感じたようだが、思った以上の快適さにあらためて感心された方が多かった。

活動課題

このようなツアー(自転車を利用した)では、親子で一緒に体験することの意義を今一つ丁寧に伝えられなかったようだ。移動手段と意識されている自転車と、自然をガイドするインタープリテーションの関わり具合をもう少し煮詰めて展開する必要があることを感じた。


JRで到着

オリエンテーション

自転車移動親子で!


ピザ焼きで昼食

束の間の休憩

もう少し先へ移動


帰りはずっと下り坂



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