速報レポート５

　いよいよ待ちに待った風船飛ばしの日がやってきました。風船にヘリウムガスを入れていく。
　風船が一つずつだんだんふくらんでくる。自分の書いた手紙をつけるときは、もう、おおさわぎで、みんな待ちきれないほど興奮していた。
　風船を飛ばしてしまわないように気をつけて、大事にかかえるようにして運動場へ。
　大勢の保護者に見守られながら、風船をいっせいに飛ばした時には、「いけ～！」「上がれ、上がれ」と大歓声であった。
　青空に風船がすいこまれ、小さくなった手紙が日の光を受けてきらきらと輝く。みんな「まだ、見えてる」といつまでもながめてあきなかった。大きく夢が広がった感動の瞬間であった。

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